吉永小百合が実在の登山家を演じる『てっぺんの向こうにあなたがいる』、第38回東京国際映画祭のオープニング作品に決定!

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吉永小百合が実在の登山家を演じる『てっぺんの向こうにあなたがいる』、第38回東京国際映画祭のオープニング作品に決定!

10月27日(月)から11月5日(水)にかけて、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催される第38回東京国際映画祭。そのオープニング作品が、吉永小百合主演の『てっぺんの向こうにあなたがいる』(10月31日公開)に決定した。

1975年に女性として世界で初めてエベレスト登頂を果たした登山家の田部井敦子の著書「人生、山あり“時々”谷あり」を原作した本作。世界中を驚かせる輝かしい偉業を成し遂げた登山家の田部純子(吉永)。しかしそれは、純子自身や友人、家族たちに光を与えると共に深い影も落とした。そして晩年、余命宣告を受けた順子は、周囲を朗らかな笑顔で巻き込みながら、人生をかけて山へ挑みつづける。

【写真を見る】テントでくつろぐ吉永小百合と天海祐希。女性として初のエベレスト登頂に成功した登山家の挑戦と軌跡を描く
【写真を見る】テントでくつろぐ吉永小百合と天海祐希。女性として初のエベレスト登頂に成功した登山家の挑戦と軌跡を描く[c]2025「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会

メガホンをとったのは『半世界』(19)や『せかいのおきく』(23)などを手掛け、これが31本目の長編劇場作品となる阪本順治監督。阪本監督は「映画を作る工程、作業の形態が様変わりしても、大きなスクリーンと繊細な音設計で観客の皆さんに楽しんでもらえるその喜びは、アナログの時代から変わりません」と、オープニング上映に選ばれた喜びをコメント。


東京国際映画祭のオープニングを日本映画が飾るのは4年連続。吉永の主演作としては第5回の『天国の大罪』(92)以来33年ぶりとなる。第38回東京国際映画祭の詳しい上映スケジュールやチケット情報などは、後日発表される。

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