演技不要なほどハイクオリティなセットにキャスト驚愕!「エイリアン:アース」バンコクでの大規模撮影の裏側
巨匠リドリー・スコットが生みだした『エイリアン』(79)。スコット製作総指揮による、シリーズ初となるドラマシリーズ「エイリアン:アース」が、現在ディズニープラスのスターにて独占配信中。このたび本作よりタイのバンコクにて行われた本作の撮影舞台裏を捉えた映像が解禁された。
宇宙船や惑星を舞台にした、人類と宇宙最恐の生命体“エイリアン”との壮絶な戦いが描かれてきた「エイリアン」シリーズ。寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体“エイリアン”は、その不気味なデザインから、映画史上もっとも恐ろしく独創的なクリーチャーと評されるなど、世界を魅了。主演のシガーニー・ウィーバーら名優たちによる閉鎖された宇宙空間での凄絶な死闘が話題を呼び、第52回アカデミー視覚効果賞をはじめ数々の賞を受賞したレジェンド的作品だ。
解禁された映像は、本作の1話で描かれる、悲劇の幕開け――“5種の地球外生命体”を積んだウェイランド・ユタニ社の宇宙船の墜落シーンのメイキング映像。「エイリアン」シリーズと言えば、1作目『エイリアン』のころから極力CGやVFXを使わず、実際に精巧なセットを作り込み、クリーチャーたちも実際に作り上げるなど、その撮影方法にも大きな注目を集めてきた。最新作となる本作では、バンコクが2120年の地球にあるプロディジー・シティとして舞台に。そのバンコクの都心部に巨大な撮影用のスペースとセットが作り込まれた。
物語の導入として、一気に観客をこの最悪なストーリーへと引き込む重要なエッセンスとなるこのシーンは、リハーサルに丸1日費やすなど、長い時間をかけて撮影が行われたという。エグゼクティブ・プロデューサーのジョセフ・イベルティは、「バンコクは、カンティーナやチャイナタウンの小さな路地と、超近代的な高層ビル群との対比がすばらしい。私たちはその多くをうまく捉えていると思う。『ロード・オブ・ザ・リング』がニュージーランドに与えたような影響が、タイにもたらされると思う」と語るなど、これまで例のないほどの大規模な撮影が行われたことを明かした。
墜落した宇宙船のセットは、バンコクで20年間も廃墟だったという5階建てのショッピングモールの中に精巧なセットが組み込まれ、キャスト陣はそのセットに驚愕したという。映像の中でも、その細部までのこだわりやリアルな表現に圧倒されたと多くのキャストが振り返る。なかでも、本作の主人公ウェンディの兄ハーミットを演じるアレックス・ロウザーは、「墜落現場に入ると別世界に足を踏み入れた気分になる。リアルすぎて演技は不要なほどです」と、そのハイクオリティなセットを絶賛した。よりリアルで作り込まれたセットは、キャストたちの心からの絶望や恐怖を演出するうえで必要不可欠だったようだ。
いまだかつてない規模とクオリティで観客を恐怖と絶望の物語へと引き込む「エイリアン:アース」は、現在折り返しとなる、第4話まで配信中。地球を舞台に繰り広げられる、宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”と人類の死闘。これまでの「エイリアン」シリーズで描かれてきた形態とは異なる“5種の生命体”から、人類は地球を守ることができるのか?いまだかつてない恐怖と絶望のドラマをその目に焼き付けてほしい。
文/サンクレイオ翼