2人の恋が加速する!?映画『九龍ジェネリックロマンス』迫る令子に対峙する工藤を映した本編映像
累計発行部数150万部超え、「恋は雨上がりのように」の眉月じゅん最新作にして人気漫画を実写映画化する『九龍ジェネリックロマンス』(本日公開)。このたび、令子(吉岡里帆)と工藤(水上恒司)が対峙する本編映像が解禁となった。
累計発行部数 160 万部超え「恋は雨上がりのように」で知られる眉月じゅんの人気漫画「九龍ジェネリックロマンス」を実写映画化する本作。過去の記憶がない鯨井令子と誰にも明かせない過去をもつ工藤発の恋が描かれる。本作の舞台となるのは、かつて香港に存在した美しくも妖しい街“九龍城砦”。その風景を再現するため、狭く雑多な路地裏の商店など、誰もがなぜか懐かしさを感じるような古い街並みを残す台湾にて真夏のロケを敢行した。ノスタルジーにあふれる世界で、せつないミステリーと極上のラブロマンスが描かれる。鯨井令子役を吉岡、工藤発役を水上が務めW主演を果たす。また、巨大製薬会社の社⻑である蛇沼みゆき役で⻯星涼、喫茶店金魚茶館の店員であるタオ・グエン役に柳俊太郎、靴屋の店主で令子の親友になる楊明役で乃木坂46の梅澤美波、九龍のあらゆる店でアルバイトをしている小黒役で花瀬琴音、蛇沼と行動をともにし九龍の街を調べるユウロン役でフィガロ・ツェンらが出演している。
本日に公開を迎えた本作よりこのたび、令子と工藤の恋の加速を予感させる本編映像が解禁。映像には、九龍城砦の不動産屋で働く令子と工藤の、恋の加速を予感させるシーンが切りとられている。互いに惹かれ合いながらも、すれ違い距離を縮められずにいる令子と工藤。不動産屋のオフィスで背を向けて仕事をするなか、令子が意を決して「前に工藤さんに懐かしさを感じるって言ったの、覚えてますか」と切りだす。かつて「懐かしいって感情は恋と同じだと思っている」と令子に話した工藤は背中で「ああ」とだけ答えるが、令子はさらに「工藤さんは私にも感じますか？“懐かしさ”」と重ねる。
そこで工藤は令子の方を振り向き、真剣な面持ちで「ああ、感じるね」と応じる。自分を通して別の誰かに”懐かしさ”を感じていると悟った令子は「誰を見てるんですか」と踏み込み、「私を見てください」と工藤に迫る。その言葉に呼応するように工藤も立ち上がり、真正面から至近距離で令子に対峙するのだった。令子の”他の誰かではなく自分を見てほしい”という強い眼差しと、それを正面から受け止める工藤、緊張感溢れるオフィスでの一幕は、2人の関係の行方が気になる映像となった。
いまはなき九龍城砦の美しくも妖しい景色のなかで、令子と工藤はどのような物語を織り成すのだろうか？ノスタルジーにあふれる世界で描かれる、せつないミステリーと極上のラブロマンスをぜひ劇場で体験してほしい。
文/鈴木レイヤ
※柳俊太郎の「柳」は木へんに夘が、小黒の「黒」は旧字体が正式表記
