第38回東京国際映画祭「黒澤明賞」は、『国宝』李相日監督と『ノマドランド』クロエ・ジャオ監督に決定!

第38回東京国際映画祭「黒澤明賞」は、『国宝』李相日監督と『ノマドランド』クロエ・ジャオ監督に決定!

10月27日(月)から11月5日(水)までの10日間にわたって開催される第38回東京国際映画祭。そのなかで授賞式が執り行われる今年度の「黒澤明賞」の受賞者が、『国宝』(公開中)の李相日監督と、『ノマドランド』(20)でアカデミー賞監督賞に輝いたクロエ・ジャオ監督に決定した。

日本が世界に誇る黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送りだしていきたいとの願いから、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞として、2022年の第35回に14年ぶりに復活した「黒澤明賞」。

初年度の第35回はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督と深田晃司監督が、第36回ではグー・シャオガン監督とモーリー・スリヤ監督が受賞。昨年の第37回では、先日『旅と日々』(11月7日公開)でロカルノ国際映画祭金豹賞に輝いた三宅唱監督と、台湾のフー・ティエンユー監督が受賞している。

そして今回、選考委員である山田洋次監督と奈良橋陽子、川本三郎、東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの市山尚三による選考の結果、先述の2名に決定。『国宝』が日本の実写映画として22年ぶりに興収100億円を超える大ヒットとなるなど社会現象を巻き起こしている李監督の受賞理由として、同作がカンヌをはじめとした国際映画祭で上映され、かつ日本国内で幅広い観客層に支持され商業的成功を収めたことなどが挙げられている。

一方、9月に開幕するトロント国際映画祭で最新作『Hamnet』がお披露目となるジャオ監督については、ハリウッド映画と一線を画した作品づくりと、『ノマドランド』の批評的成功がアジア系女性監督たちに大きな勇気を与えたことが受賞の決め手になったとのこと。「黒澤明賞」の授賞式は、第38回東京国際映画祭の会期中の11月3日(月・祝)に、帝国ホテルにて開催される。


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