菅野美穂誕生日記念!『近畿地方のある場所について』“祠破壊”シーンの裏側に迫る撮影メイキング

菅野美穂誕生日記念!『近畿地方のある場所について』“祠破壊”シーンの裏側に迫る撮影メイキング

菅野美穂と赤楚衛二がダブル主演を務める『近畿地方のある場所について』(公開中)。本日8月22日、菅野の誕生日にあわせて緊迫の撮影メイキング&本人コメント映像が解禁となった。

【写真を見る】菅野の誕生日にあわせて緊迫の撮影メイキング&本人コメント映像が解禁に
【写真を見る】菅野の誕生日にあわせて緊迫の撮影メイキング&本人コメント映像が解禁に[c]2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

本作は発行部数70万部を突破した背筋による同名小説を、『貞子VS伽椰子』(16)、『サユリ』(24)を手がけた白石晃士監督が実写化した“場所ミステリー”。行方不明になったオカルト雑誌の編集者。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは幼女失踪、中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々だった。雑誌編集記者の小沢(赤楚)は、オカルトライターの千紘(菅野)とともに行方を捜すうちにある恐るべき事実に気がつく。ついに8月8日(金)より公開を迎えた本作は、8日(金)から11日(月・祝)の初週4日間で興行収入4.4億円、動員31.8万人を記録。動員、興行収入ともに『事故物件ゾク 恐い間取り』(公開中)、『ドールハウス』(公開中)を超えて第1位を記録し、2025年NO.1ホラー映画となっている。

今回、菅野の誕生日を記念し、話題沸騰の“ぶち切れシーン”を中心に、菅野自身による振り返りコメント、さらに撮影時の裏側を収めたメイキング映像までもが堪能できる、特別映像が解禁された。失踪した編集長の行方を追ううちに、”近畿地方のある場所“へと誘われていく、オカルトライターの千紘(菅野)と編集記者の小沢(赤楚)。すでに映画を鑑賞した観客の間で話題を集めているシーンの1つが、祠の前で千紘が「石はどこ?どこだよ!なんでここに来ないんだよ!ふざけんなああ!!」と、のけぞりながら闇に向かって絶叫する場面だ。“近畿地方のある場所”に迫るなかで、キーアイテムとなる“とある石”を必死に探す千紘。イベントなどで見せる朗らかな菅野からは思いもよらない、激情をむき出しにした本編でのギャップあふれる豹変ぶりが注目を集めている。その迫力の演技を至近距離で目撃した赤楚は、「本当に頼りになると思ってたのに、祠でドギツイ目で見られたとき、僕なんか悪いことしましたっけ?と思っちゃいました」と苦笑交じりに振り返った。

公開された映像には、このシーンの撮影裏も収録。祠にびっしり奉納された人形を次々と放り投げ、「石はどこだよ!」と叫びながら、バールで祠を叩き壊す千紘の姿が。自らの手で金属製のバールを振り下ろす、危うさと迫力が同居する菅野の姿は必見だ。撮影を振り返った菅野は、「あれはバールで殴っちゃいけない場所です!」と自分に言い聞かせるように語り、演じる際は「フルスイングで」そして「骨付き肉を生で食べるような肉食の女性の気持ち」で挑んだことを明かした。撮影後には白石監督から「すばらしかったです」と直々に称賛され、「ありがとうございます!」と笑顔で応える、ほほえましいやりとりも映しだされている。


本編で千紘は、ただのオカルトライターではなく、次第に“近畿地方のある場所”にまつわる大きな秘密を握る重要人物として描かれていく。まだ本作を観ていない人には本編に没入して登場人物の1人として謎に迫る没入感と、俳優陣の怪演による圧倒的な迫力が突き刺さり、2度、3度楽しめる夏一番の話題作をぜひ劇場で体験してほしい。

文/鈴木レイヤ

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