『国宝』が公開11週目でついに興収100億円を突破!『踊る2』以来、実写邦画22年ぶりの快挙で、実写邦画歴代3位に

『国宝』が公開11週目でついに興収100億円を突破!『踊る2』以来、実写邦画22年ぶりの快挙で、実写邦画歴代3位に

『鬼滅』『ジュラシック』お盆休みは注目作が軒並み絶好調!

『無限城編』は興収257億円を突破し、日本歴代興収ランキングで4位に浮上!
『無限城編』は興収257億円を突破し、日本歴代興収ランキングで4位に浮上![c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

さて、危なげなく5週連続No.1を飾った『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、この週末3日間で動員121万8000人、興収18億7500万円を記録。累計成績でみると、動員1827万人、興収257億8000万円に到達と、これは前作『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(20)の公開5週目末との対比で動員が104%、興収が111%と上回っている。日本歴代興収ランキングでは『君の名は。』(16)と『アナと雪の女王』(13)を抜き去り4位まで浮上しており、現在3位の『タイタニック』(97)を超えるのも時間の問題。お盆休みが終わっても、まだまだ夏休みのまっただなか。引き続きその推移に注目していきたい。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が、お盆休みパワーで前作超え!
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が、お盆休みパワーで前作超え![c]2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

前週に引き続き2位をキープした『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(公開中)は、週末3日間で動員44万5000人、興収6億9700万円を記録。累計成績は動員196万9307人&興収30億5765万2110円と、2025年公開の洋画作品としては最速で興収30億円を突破。また、初週末成績では「ジュラシック」シリーズの前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(22)をわずかに下回っていたが、2週目末までの累計成績では上回ることに成功。

劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(公開中)は週末3日間で動員35万2000人、興収4億8900万円と、前週比89%の成績を記録し4位にランクイン。累計成績では動員244万人&興収32億円を突破。また前週4位に初登場した『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』(公開中)は5位となり、週末3日間で動員24万6000人、興収3億900万円を記録。累計成績では動員106万人&興収13億円と、いずれもお盆休みの効果で好調を保っているようだ。

竹野内豊主演『雪風 YUKIKAZE』は6位スタートに
竹野内豊主演『雪風 YUKIKAZE』は6位スタートに[c]2025 Yukikaze Partners.

そして新作タイトルでは、太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」の史実を竹野内豊主演で映画化した『雪風 YUKIKAZE』(公開中)が6位に初登場。初日から3日間で動員23万3000人、興収3億1500万円と、まずまず順調なスタートを切った模様。

以下は、1~10位までのランキング(8月15日〜8月17日)
1位『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
2位『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
3位『国宝
4位『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』
5位『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』
6位『雪風 YUKIKAZE』
7位『近畿地方のある場所について』
8位『星つなぎのエリオ』
9位『事故物件ゾク 恐い間取り』
10位『仮面ライダーガヴ&ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー Wヒーロー夏映画2025』

今週末は、「ジョン・ウィック」シリーズ初のスピンオフ作品となったアナ・デ・アルマス主演の『バレリーナ:The World of John Wick』(8月22日公開)、福本莉子とFANTASTICSの八木勇征がダブル主演を務めた『隣のステラ』(8月22日公開)などが控えている。


文/久保田 和馬

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