会期延長も決定!梨、大森時生、近藤亮太らによる「恐怖心展」チケット販売数が8万枚を突破
東京・渋谷にあるBEAMギャラリーで現在開催中の展覧会「恐怖心展」。連日多くの人が来場し、開始から3週間余りでチケットの販売数8万枚を突破する大盛況となっていることを受け、会期が9月15日(月・祝)まで延長されることが決定した。
「恐怖心展」は、気鋭のホラー作家である梨と、株式会社闇、そして「イシナガキクエを探しています」などの「TXQ FICTION」で知られるテレビ東京の大森時生プロデューサーが、昨年夏に東京開催だけで約7万人が来場した「行方不明展」に続いてタッグを組んだ新作展示で、映像演出を手掛けたのは、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(Prime Videoにて配信中)が今年ヒットを記録し、最新作『〇〇式』も公開中である“Jホラーの申し子”近藤亮太だ。
その名の通り「恐怖心」をテーマに、“先端”や“閉所”、“視線”など、特定のものやことに対して人が生理的に感じる恐れや不安を、写真やオブジェクト、テキスト、映像などを用いて可視化。「存在」「社会」「空間」「概念」といった4つのセクションに分類して展示する内容となっている。
従来のホラーコンテンツのように“恐怖”を提示するのではなく、誰しもが心のなかに秘めているであろう、喜怒哀楽のどれにも属さない“恐怖心”と向き合うきっかけを与えてくれる「恐怖心展」。チケット情報などの詳細を公式ホームページでチェックし、是非とも会場に足を運んでみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬
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