HIKARI監督がサーチライトとタッグを組む『レンタル・ファミリー』2026年日本公開決定!トロント国際映画祭でのワールドプレミアも
『37セカンズ』(19)で長編監督デビューを飾り「TOKYO VICE」や「Beef/ビーフ」などの話題作にも参加したHIKARI監督がサーチライト・ピクチャーズで手掛けた長編第2作『レンタル・ファミリー』が2026年に日本公開されることが決定。また、現地時間9月4日(木)に開幕する第50回トロント国際映画祭でワールドプレミア上映されることが発表された。
『ザ・ホエール』(22)で第95回アカデミー賞主演男優賞に輝いたブレンダン・フレイザーが、オスカー受賞後の最初の出演作に選んだ本作。共演には、世界を舞台に活躍を続ける平岳大や山本真理、日本が誇る名優、柄本明らが名を連ねている。
今回ワールドプレミアの場として選ばれたトロント国際映画祭は、翌年のアカデミー賞に向けた賞レースの幕開けを告げる北米最大の映画祭。観客賞を受賞した作品がその後の賞レースを席巻することでも知られており、過去にアカデミー賞作品賞に輝いた『ノマドランド』(20)や『グリーンブック』(19)のほか、『ラ・ラ・ランド』(17)、『スリー・ビルボード』(18)、『ジョジョ・ラビット』(20)といった多くの傑作がトロントから旅立っている。
また現地時間7月31日には、HIKARI監督が本年度のトロント国際映画祭において、いまもっとも注目されるクリエイターに贈られるEmerging Talent Awardを受賞することも決定。本作がトロントの観客たちからどのような反響を集めることができるのか、賞レースへの参戦にも大いに期待しながら日本での公開を待とう。
文/久保田 和馬
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