「ずっと見たかったスーパーマンだった」「涙腺が崩壊した」…感想コメントから新生『スーパーマン』の魅力と胸熱ポイントをひも解く!
「ダントツに好き!」「生き様がロックすぎて拍手喝采」…スーパーマンを救うため、真実を追い求めるロイス・レインのカッコよさ
クラークと共にデイリー・プラネットで働くロイス・レインは、『アマチュア』(25)のレイチェル・ブロズナハンが演じている。報道に携わる者として高い志を持った敏腕記者で、クラークの正体を知っている数少ない人物でもある。2人は親密な間柄にあるのだが、スーパーマンとしての使命をなによりも優先し、時に突っ走ってしまうクラークとの関係に思い悩んでもいる。
「歴代のロイスでダントツに好き!」
「ロイスの生き様がロックすぎてスーパーマンの審美眼に拍手喝采」
「人々が正しい判断をするためには、正しい情報が不可欠である。ニセ情報が氾濫するSNSの時代に、自分の足で情報を集め、精査し、裏を取り、自分の名前にかけて事実とする情報を私たちに伝えてくれる彼らの仕事に敬意を表したい」
ルーサーの罠にハマり、大ピンチに陥るスーパーマンを救うために奮闘するロイス。真実を突き止めるため、デイリー・プラネットの仲間たちを率いて立ち上がる姿にも、様々な情報であふれ返る世界のなかにおいて、正しい情報を発信しようとする確固たる信念を感じさせる。
「泣くなよルーサー…」「強いコンプレックスを抱き、嫉妬心をこじらせる」…屈折した感情を抱く宿敵レックス・ルーサー
スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーの存在も忘れてはいけない。演じているのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)、『ノスフェラトゥ』(24)のニコラス・ホルト。天才的な頭脳を持つ大富豪で政府中枢にも顔が利くという厄介なキャラクター。体を粒子状に変化させる人間兵器エンジニア(マリア・ガブリエラ・デ・ファリア)、スーパーマンにも引けを取らないパワーとスピードを持つウルトラマンら超人も従え、底の見えない虚栄心を満たそうとしている。
「有能な悪役!根底にはあの光に自分は近づけないという絶望や羨望があるのがいい!さすが宿敵」
「泣くなよルーサー…って思うけどホントに悔しいんだろうな」
「スーパーマンに対して強いコンプレックスを抱き、嫉妬心をこじらせるニコラス・ホルトの演技が本当に最高でした」
強大な力を持ったスーパーマンを地球にとっての脅威と見なし、排除しようとするルーサー。彼を突き動かすのは世間の注目を一身に浴びるスーパーマンへの羨望であり、その屈折した感情は見方を変えれば誰もが覚えのあるもの。思わず同情の眼差しを向けてしまったという声も見られた。
「出てくるだけで癒される」「ワンコ映画としても最高!」…やんちゃなクリプトに夢中になるファンが続出
本作のもう一人、ならぬ一匹の主役では?と感じてしまうほど、存在感が際立っているのがスーパーマンの相棒的ポジションのスーパードッグ、クリプト。雪原に横たわるスーパーマンを引っ張って基地まで連れ帰り、敵にも果敢に立ち向かう勇気の持ち主だ。
「とにかくやんちゃだけど頼りになる相棒のスーパーワンコ、クリプトがかわいい~」
「クリプトがとにかくいろいろと口にしちゃうのがかわいかった」
「出てくるだけで癒されます」
「やんちゃなクリプトから作品全体に漂う温かさが感じられる」
「元気いっぱいのクリプトがかわいいのでワンコ映画としても最高!」
とにかく、クリプトのかわいさを推す声がたくさん。主人の指示を聞かずにじゃれついたり、マシンに噛みついて破壊したりとやんちゃな姿が大勢の心に刺さっていた。
「グリーン・ランタンのファンになっちゃった」「クラークの父親の言葉で涙腺が崩壊」…スーパーマンと張り合い、支えるキャラクターたち
このほか、スーパーマンを支えるサポート役のスーパーマンロボたちや、ミスター・テリフィック(エディ・ガテギ)、グリーン・ランタン(ネイサン・フィリオン)、ホークガール(イザベラ・メルセド)らで構成される「ジャスティス・ギャング」といったビジュアルも性格も多彩なキャラクターたちの活躍も見どころに。クラークを見守り続けるジョナサン&マーサのケント夫妻(プルイット・テイラー・ヴィンス&ネヴァ・ハウエル)は失意のスーパーマンが再び立ち上がるきっかけを与える重要な存在だ。
「奉仕ロボ、心はないって言うけど喜んだりしているから感情はあるんだな」
「ミスター・テリフィックがクールすぎてすっかりファンになったし、シリーズ化されたらうれしいな」
「グリーン・ランタンことガイ・ガードナーのファンになっちゃった。一緒に観に行った祖母はクリプトが気に入ったみたい」
「ガイ・ガードナーって性格的には少々問題ありだし、ヒーローとしてもまだまだ未熟だけど、それでも彼は彼なりに最善を尽くそうと努力しているのが伝わってきてかなり胸熱だった!」
「クラークの父親が語りかける『お前の選ぶ道、お前の行いが、お前が何者かを決めるんだ』という言葉で涙腺が崩壊した」