『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』個性豊かキャラクターたちの姿を収めた場面写真
2002年の韓国を舞台にした『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』(8月8日公開)より新たな場面写真が到着。限定特典がついたムビチケ前売券(オンライン)第2弾の発売も決定した。
本作は日本でも劇場公開されたギデンズ・コーによる『あの頃、君を追いかけた』(11)を原作に、2000年代初頭の韓国を舞台にしたノスタルジック・ラブストーリー。主演は本作でファン待望のスクリーンデビューを果たした世界的ガールズグループ、TWICEのダヒョン。恋心へのとまどいと喜びを、ダブル主演のジニョンと共に表現していく。
将来の夢もなく男友だちと遊んでばかりいるジヌ(ジニョン)は、恋愛とは程遠い高校生活を謳歌していた。しかし、とある出来事をきっかけに美しさと品格を兼ね備えたクラスの優等生ソナ(ダヒョン)への想いに気づく。みんなの憧れの存在だったソナと少しずつ心を通わせ、青春の日々が色濃くなっていくジヌの毎日。大変だった受験生活を終え、やがて特別な絆を築き始めていた2人は、それぞれの大学生活と共に大人への階段を上り始めるが…。
このたび解禁されたのは、自由奔放なジヌと芯のある優等生ソナ、加えてそんな2人を取り囲む個性豊かで魅力的なクラスメイトたちの姿を捉えた場面写真。恋愛や進路のことにも興味がなく男友だちと騒いでばかりいるジヌは、不器用だがソナへの一途な思いをつらぬくという役どころ。ジヌのキャラクターについて監督のチョ・ヨンミョンは「ジヌは率直で、周囲の目を気にせず自分の道を突き進むキャラクターです。彼がこれほど自由で自己肯定感が高いのは、温かい家庭でたっぷりと愛情を受けて育ったからだと思います。このようなジヌの背景を、俳優と深く話し合いながら共有し、俳優自身が持つ似た性格を自然に引きだせるようにしました。現場では、カメラが回っている時もそうでない時も、すべてが“本物”であるように心がけました」と語る。
美しく成績優秀で、周囲を明るく照らしクラス中が憧れるソナ。自由奔放なジヌとは対照的なキャラクター像について、監督のチョは「ソナは社会の規範や枠組みの中で、自分に与えられた役割をきちんと果たしていくタイプの人物です。水と火のようにまったく異なる二人が混ざり合うことこそが“愛”だと思うので、ジヌが持っていないものを持ち、ジヌが尊敬できるような存在であってほしいと考えました」と説明した。
さらに本作の青春の日々を色濃くする個性豊かなクラスメイトたちが脇を固める。ダンスが好きで、とにかく流行には目がないソナの親友ジス(キム・ミンジュ)、ソウルからの転校生でソナに想いを寄せるジヌのライバル的存在ソンビン(ソン・ジョンヒョク)、10代後半特有のエネルギーを持て余しているテワン(イ・ミング)、毎日が眠くて仕方がなく、授業中も居眠りしてしまう睡眠担当のビョンジュ(イ・スンジュン)。思わず「こんな同級生いたな」と思わせるような、観る者を“あの頃”にタイムスリップさせる魅力的なキャラクターが集結している。
さらに7月14日(月)10時より限定特典付き前売券第2弾の発売が決定。MOVIE WALKER STORE限定特典付きムビチケ前売券(オンライン)では、ダヒョン演じるソナとジニョン演じるジヌが青空の下笑顔でポーズをとる「ソナとジヌの青春ビジュアルポストカード」が、TWICE OFFICIAL FANCLUB限定ムビチケ前売券(オンライン)には、ソナ演じるダヒョンの様々な表情を捉えた「ONCE JAPAN限定ビジュアルフォトカードセット(3種)」が特典としてプレゼントされる。いずれも数量限定での発売となる。
特別だった青春の日々をエモーショナルに活写する本作。2000年代初頭の絶妙に懐かしい時代で展開されるラブストーリーをスクリーンで味わってほしい!
文/スズキヒロシ