鬼の根城を舞台に最終決戦の幕が上がる!『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』に向けてチェックしたい鬼図鑑

コラム

鬼の根城を舞台に最終決戦の幕が上がる!『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』に向けてチェックしたい鬼図鑑

ついに『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が7月18日より全国公開を迎えた。人々を脅かす鬼を殲滅するために戦ってきた、竈門炭治郎(声:花江夏樹)たちの戦いもいよいよ最終局面に突入する。鬼舞辻無惨(声:関俊彦)の策略によって無限城に落とされた炭治郎たちを待ち受けるのは、巨大迷路のように広大で複雑な“無限城”と無数の鬼たち。“鬼”と言っても、これまでも多くの鬼が登場したが、それぞれ異なる能力を持ち、見た目も様々。“鬼”の存在も本作の魅力の一つと言えるだろう。今作のサブタイトルに『猗窩座再来』と名前が挙がるほどである。これまでいったいどんな鬼が出てきたのか、「鬼図鑑」と題し、炭治郎たちを苦しめた鬼を改めて紹介する。

【画像を見る】鬼殺隊と鬼の決戦の火蓋が切られる!「無限城」を舞台に激闘を繰り広げる
【画像を見る】鬼殺隊と鬼の決戦の火蓋が切られる!「無限城」を舞台に激闘を繰り広げる[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

人を喰らう生き物、鬼

罪なき人々を襲い、その命を奪う鬼。その正体は、注ぎ込まれる無惨の血に適応することができた元人間である。基本的に、日の光以外では死なないという不老不死の力を持つ。人間が鬼を倒す唯一の方法は、日輪刀を用いてその頸を切り落とすこと。炭治郎の所属する“鬼殺隊”は、人々を鬼から守るため、危険な戦いに身を投じている。

●手鬼(声:子安武人)

炭治郎の師匠、鱗滝に強い恨みを抱く、異形の姿をした手鬼
炭治郎の師匠、鱗滝に強い恨みを抱く、異形の姿をした手鬼[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

炭治郎が鬼殺隊入隊のための試験、“最終選別”の地で出会う鬼。50人以上もの人間を喰らい、無数の太い腕で弱点である頸を守る、その姿は禍々しいまでの異形。自分を封印した炭治郎の師匠、鱗滝左近次(声:大塚芳忠)に恨みを持ち、鱗滝の弟子を執拗にねらう。炭治郎は、まるでゴムのように伸び縮みする腕とその腕に堅く守られた太い頸に苦戦するが、錆兎(声:梶裕貴)と真菰(声:加隈亜衣)も見守るなか、見事に討ち果たし、最終選別を生き残った。

●朱紗丸(声:小松未可子)/矢琶羽(声:福山潤)

鞠を使った攻撃を仕掛ける、少女の姿をした鬼、朱紗丸
鞠を使った攻撃を仕掛ける、少女の姿をした鬼、朱紗丸[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

朱紗丸はおかっぱヘアの少女ながら、筋骨隆々で6本の腕を持つ姿に変化し、鞠による攻撃を繰りだす。矢印鬼こと矢琶羽は、血鬼術によって対象の動きを操る能力を持つ。朱紗丸が放つ鉄球のように重い鞠を矢琶羽が軌道を操るという合体攻撃で、炭治郎や禰豆子(声:鬼頭明里)たちを翻弄するが、矢琶羽は愈史郎の血鬼術で矢印が見えるようになった炭治郎によって頸を切られ、朱紗丸は珠世の血鬼術で自滅する。最初は鞠の勢いで足を吹き飛ばされた禰豆子だったが、戦闘中に成長。手鞠鬼との激しい鞠の蹴り合いは見どころだ。

瞳孔に矢印が浮かんだ目によって物体の動きを自在に操る矢琶羽
瞳孔に矢印が浮かんだ目によって物体の動きを自在に操る矢琶羽[c]吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

●響凱(声:諏訪部順一)

身体に埋め込まれている複数の鼓を叩くことで、鼓屋敷の部屋を回転させ、爪状の斬撃による攻撃を飛ばす。炭治郎は鎹鴉の命で鼓屋敷の調査に向かい、冷静な分析と嗅覚で鼓のパターンを攻略して響凱を打ち倒した。炭治郎は、屋敷への道中で我妻善逸(声:下野紘)、屋敷での交戦時に嘴平伊之助(声:松岡禎丞)と出会う。初対面時に斬りかかられただけでなく、響凱討伐後には、禰豆子が入った木箱をねらう伊之助と一悶着を起こした。伊之助は炭治郎のパンチであばらを骨折、石頭で頭突きをされて脳しんとうを起こすという最悪の出会いを果たすが、以降3人は背中を預け合う仲間になっていく。

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