熱狂的ディズニーファンのpecoが推す『リロ&スティッチ』の音楽「聴いただけでテンション上がる！」

全米で3週連続No.1、日本でも2週連続で国内興行ランキングNo.1ヒットを記録した実写映画版『リロ&スティッチ』(公開中)。感動の物語をより一層盛り上げているのが、ハワイアンたちがメインとなって手掛けた南国の雰囲気をたっぷり味わえるミュージックだ。そんな本作の物語や音楽に感銘を受けたというタレントのpecoにインタビュー。もともとディズニー作品の大ファンだったというpecoが、その魅力を熱量高く語ってくれた。

ディズニー映画好きのpecoが『リロ&スティッチ』の作品や音楽の魅力を語る

舞台は、ハワイのなかでも特に自然豊かなカウアイ島。少女リロ(マイア・ケアロハ)と姉のナニ(シドニー・エリザベス・アグドン)は、両親を亡くし、2人きりで暮らしていた。ナニは1人でリロを育てようと奮闘するも、若さゆえに空回りしてばかり。そんな姉妹が、宇宙からやってきた暴れん坊のエイリアン、スティッチと出会い、少しずつ“オハナ(家族)”の大切な絆を育んでいく。

愛を知らないエイリアンが愛を無くした孤独な少女と出会う[c]2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

「まるで、リロとスティッチの生活を覗き見しているかのようなリアルさ」

本作を観た感想を聞くと、開口一番に「本当にかわいすぎました！そして温かい気持ちになれました！」と大興奮。「私は小学校2年生の時に、アニメーション版を映画館で観たことを鮮明に覚えています。その時もとても感動し、めちゃくちゃ泣いた記憶があります。だから今回、その実写版が公開されると聞き、たぶん人生で初めてだと思いますが、カレンダーに映画の公開日を半年ぐらい前から入れていました。そうしたらありがたいことに試写会に呼んでいただき、一足先に拝見させていただくことができたんです。リロやスティッチが本当にかわいすぎました！」。

アニメーション版の世界観が見事に再現されていることに驚いたというpecoは「アニメーション版が大好きだからこそ、そのまま飛びだしてきてくれたような実写版により感動を覚えました。リロとスティッチって本当に生きているんだ！と。それはまるで、2人の生活を覗き見しているかのようなリアルさでした」と感心しきりだ。

【写真を見る】感情表現はわんちゃんに近い？もふもふかわいいスティッチの“無邪気な”笑顔に見つめられたい…[c]2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

特にスティッチの豊かな表情は、想像を大きく上回ったとか。「モフモフ＆ふわふわ感もすごくよかったのですが、とにかく耳の動きがかわいくて。スティッチの耳で感情がわかるというか、うれしい時はピンと立って、落ち込んだ時はしゅんと垂れるじゃないですか。あれがたまらなかったです。特に私はワンちゃんが大好きなのですが、ワンちゃんの感情表現と通ずるところがありました」。

さらに、一児の母でベストマザー賞も受賞しているpecoは、親目線で映画を観て共感することも多かったという。「ナニはリロのお姉ちゃんですが、母親代わりを頑張って務めています。彼女も大人と子どもの狭間の年齢なのに、自分のことを後回しにして頑張る姿に胸を打たれました。思い出すだけでいまも泣きそうです」。

リロとナニを見守る隣人のトゥトゥ。アニメーション版で「ハセガワフルーツ」の店主を演じたエイミー・ヒルが扮する[c]2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

そんなナニやリロは、スティッチとだけではなく、周りで支えてくれている人たちともかけがえのない“オハナ”としての関係性を築いていく。その尊い絆はまさに他人との関係が希薄になりがちな令和のいまだからこそ、より一層多くの人々に響きそうだ。「家族の形って様々で、別に血のつながりがなくても、オハナになれるんだなと改めて思いました。それこそリロたちと交流するデイヴィッドや、隣人のトゥトゥなど、2人を見守ってくれる人たちもみんなオハナだと思います。心で通じ合えて、お互いを大切に思ってくれているという温かいつながりにすごく感動しました」。