ジェームズ・ガン監督やキャスト陣が観客に向けて熱いメッセージ!『スーパーマン』LAプレミアが華やかに開催
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が手掛ける、DCユニバースの新たな幕開けを告げる完全新作映画『スーパーマン』が7月11日(金)に日米同時公開される。公開を目前に控えるなか、日本時間7月8日にアメリカ・ロサンゼルスにてプレミアイベントが開催され、ガン監督やスーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェットら豪華キャストやスタッフが集結し、大きな盛り上がりを見せた。
登壇したのは、2人のほかレイチェル・ブロズナハン、ニコラス・ホルト、エディ・ガテギ、ネイサン・フィリオン、イザベラ・メルセド、アンソニー・キャリガンら。“希望の象徴”スーパーマンを演じたコレンスウェットは、ついにロサンゼルスで迎えたプレミアイベントについて「自分がキャリアをスタートさせた場所であり、象徴的で由緒あるハリウッドに戻ってこれて素晴らしいよ!」と喜びを爆発させた。そして世界中から愛され続けるヒーローの原点にして頂点であるスーパーマンについて「彼は自身がスーパーヒーローであることを誇りに思っていて、助けるべき人々のことも大事に思っている。そして普通の人たちがヒーローとなれるように影響や刺激を与えたいとも考えている。そういう人々が本当にヒーローへと成長をとげることをうれしく思えるキャラクターなんです」とまさに“希望の象徴”らしい、その魅力を熱く語った。
本作を楽しみにしているファンに向けて「スーパーマンはとても責任感の強いキャラクターなので、みんなも自分になにができるのか考えてほしいです。現実の世界ではスーパーマンが実際に助けてくれるわけではないので、映画を観たあとに少しでも自分や他者への気遣いや責任を果たすことを考えて!あなたの小さな1つの善い行いが次の善行へと繋がっていくと思います」とヒーローらしいエールを贈り、会場のファンを沸かせた。
またスーパーマンの恋人にして大手メディアのデイリー・プラネットに勤めるロイス・レインを演じたブロズナハンは、スーパーマンについて「世界を少しでも、あるいは大きく変えることができると本気で信じていて希望に満ちた存在なんです。いまの世の中にはそういった存在がもう少し必要なんじゃないかと感じています」と、本作のスーパーマンが現代の世に必要とされる新しいスーパーマン像でもあることを明かした。さらに、自身の演じたロイスについて「この有名なロイスというキャラクターを演じることが決まって本当に感激して、親友や家族やいろいろな人に連絡して報告しました!スーパーマンやレックスはもちろん、たくさんの見たことがない新しいキャラクターが登場してとても興奮したので、注目してほしいです」と語り、スーパーマンが心を許す数少ない存在にして、時には彼のヒーロー活動を別の視点から諭すことのできる正義感とジャーナリズムをあわせ持ったロイスの活躍も大いに気になるところだ。
天才的な頭脳でスーパーマンを追い詰める宿敵レックス・ルーサーを演じたホルトは「皆さんに映画を観てもらえることがとてもうれしい。素晴らしいキャストやスタッフと映画を作れてとてもいい経験をしましたが、このあとは映画を観てくださる皆さんに託します。この映画はこれまでにないほど心に残る作品なので、ジェームズ・ガンによる素晴らしい視覚効果を大きなスクリーンで観れば、人間であることの意味が変わるような最高の映像体験ができると思います」と、迫る公開日に向け並々ならぬ想いを告白。そして宿敵でもあるスーパーマンを演じたコレンスウェットとの共演を振り返り「スーパーマンとレックスは長年親しまれてきたキャラクターで、特にデイビッドのスーパーマンがすごく好きです。彼は俳優としても素晴らしいですが、人への接し方や配慮が本当に尊敬に値します。特にデヴィッドとレイチェルのコンビはとてもお似合いで完璧な2人でした。彼が演じる新しいスーパーマンを早くみなさんに観てほしいです」と絶賛する。
DCスタジオの共同CEOにして本作の監督を務めたガン監督は「LAにキャストやスタッフと来ることが楽しみだったし、一番の目的でした。この映画は大きなスクリーンで観るべき作品です。IMAXや3D、4DXなど劇場の大きなスクリーンで家族や友人と一緒に空を飛ぶスーパーマンやKAIJUやスーパーマンロボやクリプトを観てほしい」とファンに向けメッセージを贈った。さらにガン監督は完全新作として新たに生まれ変わるスーパーマンについて「スーパーマンは強いし、飛べるし、目からビームも出せる。でも誰よりも優しい心を持ち、歴史上でも一番有名なヒーローの1人です。正義や真実だけではなく、弱き者や助けを必要とする人のために立ち上がる姿が人々の共感を得ているのだと思う」と、ヒーローの原点たる唯一無二の魅力を熱弁した。
また、プレミアでの本編上映の鑑賞を終えたファンからの声でSNS上も大盛り上がりの様子。「思わず特大な笑顔になってしまった!圧倒的に楽しくて爽快!」「映画館の大スクリーンで観るべき!」「まさに、いまの私たちに必要な作品!」「クリプト最高!」など、この夏に観るべきエンタメ作品として大絶賛する声に加え、「スーパーマンが、いつも私たちの希望の象徴であることを思い出させてくれた」「ジェームズ・ガン監督は、スーパーマンに新たに命を吹き込み、明るさと幸福感を与えてくれた」「1978年のドナー版を思わせる雰囲気もありつつ、楽しさと希望が輝き、完全に“新時代のスーパーマン”としての地位を確立した」など、ガン監督のオリジナルへのリスペクトを存分に感じながら、新たなスーパーマンを存分に楽しんだ声が数多く上がった。
なお、相棒クリプトとのバトルシーンも満載の第二弾予告も解禁。7月11日(金)の日米同時公開を楽しみに待ちたい。
文/山崎伸子