ヒョンビンらキャスト陣が役への情熱を語る!『ハルビン』特別映像

ヒョンビンらキャスト陣が役への情熱を語る!『ハルビン』特別映像

ヒョンビンが主演を務め、リリー・フランキーらが出演する歴史サスペンス『ハルビン』(公開中)。本作より、ヒョンビンらのインタビューを含む特別映像、メイキング写真が解禁となった。

【写真を見る】アン・ジュングンや彼の同志たちを演じるにあたり、その役どころを深く理解し、情熱を注いだという
【写真を見る】アン・ジュングンや彼の同志たちを演じるにあたり、その役どころを深く理解し、情熱を注いだという[c] 2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED

1909年、祖国独立という使命を胸に命を懸けて、中国ハルビンへ向かった大韓義軍のアン・ジュングン(安重根)と同志たち。本作はアジアを震撼させた歴史的事件を現代の視点から再解釈した極上のサスペンス・アクション・エンタテインメント。ヒョンビンがジュングンを熱演し、パク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウク、そして特別出演のチョン・ウソンなど、韓国映画界の実力ある俳優たちが集結した。さらに、伊藤博文役としてフランキーも出演を果たしている。韓国現代史を描くヒットメーカー、ウ・ミンホ監督と2023年に韓国No.1大ヒットを記録した『ソウルの春』の制作スタッフがタッグを組み、ラトビア、モンゴルなど大規模な海外ロケーションを敢行して圧巻の映像世界を作り上げた。

映像内で、「怖い」、「なぜ僕に?」とアン・ジュングン役のオファーを受けた当初は戸惑いもあったと明かすヒョンビン。しかし、この貴重な機会を“大きな祝福”だと感じ、脚本を深く読み込んで役に向き合ったという。覚悟をもってジュングンを演じ切るヒョンビンの姿に、思わず心を揺さぶられる。

ミンホ監督が本作で特に重要視したのは行動を共にする同志たちの物語。監督の想いに呼応するように、ウ・ドクスン役のパク・ジョンミン、キム・サンヒョン役のチョ・ウジンら同志を演じた豪華キャストが、自身の役どころを深く理解し、情熱を注いだことがインタビューから読み取れる。

そして、ミンホ監督がリアリティーを追求した戦闘シーンは、ヒョンビンが語る「直にぶつかり合う肉弾戦の非情さ」、イ・ドンウクの「残酷さを見せたかった」、パク・フンの「これこそが地獄だと思いました」という言葉通り、それぞれが顔を泥だらけにしながら壮絶な肉弾戦を繰り広げることで、息をのむようなシーンに仕上がった。

ヒョンビンらキャスト、スタッフ陣の熱い想いが詰まった『ハルビン』
ヒョンビンらキャスト、スタッフ陣の熱い想いが詰まった『ハルビン』[c] 2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED

さらに本作の印象的なシーンの一つである、凍った湖上でジュングンが1人倒れこむシーンについて、ヒョンビンが「アンの悲壮なまでの決意がわき上がる空間でした」と振り返る通り、過酷な環境が演技を後押ししたようだ。圧巻のこのシーンを監督が「完璧だよ」と称えるのも納得だ。

それぞれが顔を泥だらけにしながら壮絶な肉弾戦を繰り広げた
それぞれが顔を泥だらけにしながら壮絶な肉弾戦を繰り広げた[c] 2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED

あわせて、青木崇高、古川豪監督ら各界の著名人からのコメントが到着。俳優の青木は「まるで油絵のように映しだされた光と影が、歴史的事件にかかわる者たちの希望や苦悩、怒り、祈りなど、複雑な心情を丁寧に描いている」と映像表現に注目。『金子差入店』(25)の古川豪監督も「一生をかけて、この映画を観た爪痕と向き合うことになるのだろう」と観る者の心に残す強いインパクトについて言及する。このほか、井筒和幸監督、元衆議院議員の金子恵美、ライターの武田砂鉄、ジャーナリストの辺真一らが思い思いのコメントを寄せている。


ヒョンビン、ウ・ミンホ監督らがその出来栄えに大きな手ごたえを感じている『ハルビン』。圧巻の映像美をぜひ劇場で体感してほしい。

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