『秒速5センチメートル』劇中歌が「One more time, One more chance」に!森七菜、吉岡秀隆らも新たに出演決定
<コメント>
●森七菜(澄田花苗役)
「長かった髪を切って肌を焼き、種子島に降り立ってからの1か月間。花苗に再び命を吹き込むという誇りある責任を感じながら、この作品の中で花苗としてどう生きていくかを毎日考え続けました。種子島の自然が私たちを歓迎してくれる姿はあまりにも美しく、原作への感謝すら感じられるほどでした。
奥山監督をはじめとするスタッフのみなさんと毎カット敬意を持ち緊張感がありながらも、表現することの楽しさを胸に丁寧に撮り重ねていったものがどんな風に皆様のもとへ届くのか楽しみです」
●青木柚(高校生の遠野貴樹役)
「あの、秒速5センチメートル。漠然とした気持ちを重ねながら何度も観た、新海誠さんの物語。出演が決まってからも光栄な気持ちでいっぱいで、なかなか実感が湧かなかったのを覚えています。奥山監督の真摯な想いが伝播したチームの空気感と、壮大で果てしない種子島の景色。どこを切り取っても特別で、忘れられない夏でした。種子島で“遠野くん”と呼ばれる全ての瞬間が、松村さんと上田さんの東京での日々に結びつくことを願いながら撮影しました。自分もスクリーンで観るのが楽しみです」
●木竜麻生(水野理紗役)
「『秒速5センチメートル』というたくさんの人の心に残り愛されている作品を、奥山監督をはじめとするすばらしいチームの皆さんが向き合っていく、そこに自分が参加できたこと、こんなことがあるのかといまでも不思議に感じつつ、とても嬉しく思っています。ご一緒したいと願っていたキャスト・スタッフのみなさんと、微細な心のかけらを、こぼれ落ちてしまわないように丁寧に誠実に拾い上げていく時間は、せつなくもやさしい時間でした。この映画を映画館で観られることをいまから楽しみにしています」
●宮崎あおい(輿水美鳥役)
「奥山監督と初めてお会いした時に、原作へのリスペクトを持ち、まっすぐお話をしてくださる姿に、現場に入る日がとても楽しみになりました。日々楽しそうに、柔軟に作品と向き合う監督を中心に回る現場はとても穏やかで居心地がよかったです。種子島の豊かな自然に助けられながら、あの時あの場所でしか切り取れない瞬間もたくさん詰まった作品になっていると思います。原作ファンの皆様にもぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。」
●吉岡秀隆(小川龍一役)
「最初に実写化すると聞いた時は、僕も含めてたくさんの方が大事にしている、新海ワールドの原石とも言えるような作品にあえて挑むんだという戸惑いと驚きがありました。でも、読ませていただいた台本がすてきな話で、こんな風に実写にしようとしているんだと納得しました。松村さんは、とてもきれいな眼をしていながら、どこかさみしげな、彼特有の独特な孤独感があって、初めて会った時から、まさにそこに遠野貴樹君がいるという印象でした。奥山監督とは、初めてご一緒しましたが、とても丁寧で、たくさん悩みながら作品と向き合っていらっしゃって、現場にもその丁寧さが表れているなと感じています。奥山監督の手掛ける『秒速5センチメートル』に、自分が少しでも役に立てていたらいいなと思っています」
●山崎まさよし(劇中歌)
「2007年に公開された劇場アニメーション『秒速5センチメートル』で、この『One more time, One more chance』を起用いただいた際に、新海誠監督がこの歌に新たに命を吹き込んでくださった気がしています。今回の実写化に際してもまた劇中歌として使用いただけるということで僕としても光栄に思います。こうして皆さまにかわいがっていただいて幸せな歌ですね。奥山監督の手がける新たな『秒速 5センチメートル』も楽しみにしています。
山崎まさよし」
※宮崎あおいの「崎」は「たつさき」が正式表記