藤井道人監督で凪良ゆうの小説を映画化『汝、星のごとく』2026年公開決定!横浜流星&広瀬すずW主演
「流浪の月」などの名作で知られる作家、凪良ゆうの小説を横浜流星&広瀬すずのW主演、藤井道人監督で映画化する『汝、星のごとく』が2026年に公開されることが決定。あわせて、横浜、広瀬、藤井監督らのコメントが到着した。
物語の舞台は風光明媚な瀬戸内のとある島。京都から島に転校してきた男子高生、青埜櫂と、島で生まれ母親と暮らす女子高生、井上暁海が出会い恋に落ちるも、それぞれの抱える運命に翻弄され、選択に迫られる15年間が描かれる。母と2人で暮らしながら漫画家になる夢を持つ櫂を横浜が熱演。櫂と島で出会い、大好きな刺繍を仕事にしたいと願う暁海を広瀬が演じる。監督は『新聞記者』(20)で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞、第43回日刊スポーツ映画大賞作品賞、2020年エランドール賞、第74回毎日映画コンクール日本映画優秀賞などその年の映画賞を総なめにし、その後も『余命10年』(22)、『青春18×2 君へと続く道』(24)、『正体』(24)などのヒット作を手がけている藤井道人。脚本はNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」、「コード・ブルー」シリーズなどの安達奈緒子が担当する。
このたび、主演の横浜、広瀬、そしてスタッフ陣のコメントが到着。横浜は撮影を前に「奇跡の連続が起き、撮影が始まる前から感無量で、皆様に心から感謝しています。責任を持ってこの作品の素晴らしさを皆様に届けますのでご期待下さい」と熱いコメントを寄せた。広瀬は「なんとも言えない、でも素直な愛のかたちが沢山あり、主人公2人の世界を丁寧に、優しく寄り添っていけたらいいな、と思います」とコメント。
本作は、かねてから原作の映画化を望んでいた横浜が、過去6度のタッグを組み信頼を寄せる藤井に提案したことをきっかけに映画化が実現。広瀬は藤井とのタッグを熱望しており、ついに今作で実現した。監督の藤井は「広瀬すずさんとのはじめての作品創りも心から楽しみにしています」と広瀬への期待を覗かせている。また、脚本の安達は「『汝、星のごとく』はさまざまな愛の物語ですが、全員の切実な叫びでもあると感じています。その声を受け取っていただけたらと思います」と力強いコメントを寄せた。原作者の凪良は「横浜流星さんと広瀬すずさんという、わたしにとって大切な存在であるお2人と再びご一緒できる幸運に感謝しています。監督の藤井道人さん、脚本の安達奈緒子さんをはじめとした映画チームも、この物語を光り輝かせてくれていることを日々感じています」と大きな期待を寄せている。
本作は今年7月より撮影が開始、2026年の公開が予定されている。各界で圧倒的な実力と唯一無二の世界観を作り上げてきたキャストとスタッフ陣が集結した本作。それぞれの運命に翻弄されながらも、15年に及ぶ人生の選択と深い愛を描く珠玉の一作に期待が高まる。