『羅小黒戦記2』日本語吹替版&字幕版2025年秋同時公開!ティザービジュアル第2弾もお披露目
日本でも半年におよぶロングラン上映を記録した中国発の劇場アニメーション『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』(19)。このたび、鋭意制作中の『羅小黒戦記2』の日本語吹替版&字幕版が2025年秋に同時公開されることが明らかに。あわせてティザービジュアル第2弾も解禁となった。
「羅小黒戦記」は中国のアニメ監督、MTJJおよび寒木春華(HMCH)スタジオが制作したアニメーション作品。2011年3月からWEBアニメシリーズが動画サイトで公開されたことで人気が上昇し、中国を代表するアニメ作品にまで成長。劇場版が制作されると、中国国内での興行収入が3.15億人民元(約49億円)を記録する異例の大ヒットを果たした。
2019年9月には、小規模ながら日本国内でも字幕版が公開され、上映直後からアニメファンやアニメ関係者たちから、その想像以上のクオリティに対して称賛の声が多く寄せられた。翌年には日本語吹替版『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』も公開され、興行収入が5.2億円を突破する半年のロングラン上映となった。
吹替版キャストには、人間に住む場所を追われた黒猫の妖精シャオヘイを演じた花澤香菜をはじめ、そこに手を差し伸べる植物を自在に操る妖精フーシー役の櫻井孝宏、人間でありながら最強の執行人であるムゲン役の宮野真守らをキャスティング。さらに、シューファイ役の斉藤壮馬、ロジュ役の松岡禎丞、テンフー役の杉田智和、シュイ役の豊崎愛生、ナタ役の水瀬いのり、キュウ爺役のチョー、館長役の大塚芳忠といった日本を代表する声優陣が集結。音響監督を『劇場版 ソードアート・オンライン −オーディナル・スケール−』(17)、『スパイダーマン:スパイダーバース』(18)の岩浪美和が担当している。
日本語吹替版&字幕版の同時上映が決定した『羅小黒戦記2』。前作よりシャオヘイ役の花澤が続投し、シャオヘイとムゲンの冒険が垣間見えるティザービジュアル第2弾も解禁となった。シャオヘイは師匠であるムゲンと共に、村で穏やかな日々を送っていた。それから2年後、徐々に人間の世界での生活にも慣れてきたシャオヘイのもとに、突如として妖精会館が何者かによって襲撃されたとの報せが届く。ムゲンとシャオヘイは任務の要請を受け、会館へ向かう。迫りくる突然の試練、そして、思いもよらぬ敵を前に、シャオヘイは大きな選択を迫られる。
6月25日(水)には『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』のBlu-ray&DVDが再販売され、通常版のジャケットも公開に。新作公開に向けて盛り上がり続ける「羅小黒戦記」に注目してほしい。
文/平尾嘉浩