主人公ヨウ役声優はJO1白岩瑠姫！『アズワン／AS ONE』ヨウのセリフが入った特別映像も公開
劇場版「名探偵コナン」シリーズなどの静野孔文監督と、「新世紀エヴァンゲリオン」や『サマーウォーズ』(09)のキャラクターデザインを手がけてきた貞本義行がタッグを組む劇場アニメーション『アズワン／AS ONE』が8月22日(金)に公開される。主人公ヨウ役に、声優初挑戦となる白岩瑠姫が決定。あわせて、ヨウのセリフが入った特別映像が解禁となった。
物語の舞台は現代の日本。ミュージシャンを目指す高校生のヨウは、反対する親とバンド仲間との人間関係に悩み、自らの将来を決めかねていた。ある日、渋谷の交差点を歩くヨウの脳内に「助けて！」という声が響き、白い光に包まれる。一方、宇宙に浮かぶ巡星(めぐりぼし)。エネルギー源の「星血」を巡り、長い間戦争状態にあったヴ・レード惺王国と轟ア・スレッガ国との休戦の調停式が行われようとしているまさにその時、巨大軌道デブリが落下し、星の治安を守るプルガード隊のヴィーゴが必死に対処していた。ヴィーゴを助けるべく、ロボット整備士のラコは整備途中の機で飛び立つが、危機一髪の状況に陥ることに。本作のメカニックデザインは「ガンダム Gのレコンギスタ」などの形部一平が担当する。
主人公ヨウの声を務める白岩は、11人組グローバルボーイズグループのJO1のメンバーとして活躍する一方、作詞作曲を手がけた楽曲を公開するなど活躍の幅を広げてきた。俳優としても映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(23)で初主演を務めた白岩が、本作で声優に初挑戦する。白岩が演じるヨウは、ミュージシャンを目指しながらも不確かな未来に悩む地球の高校生。制作スタッフが、JO1のメンバーセルフプロデュース企画「PLANJ」第4弾として白岩自身が作詞作曲したオリジナルソング「ひまわり」を目にし、白岩を起用したという。白岩は本作のオファーについて、「僕の『ひまわり』という作品を見てくださって『主人公のヨウにあっているのでは』とお声がけいただけたと聞き、とてもびっくりしましたが、僕自身がアニメを見るのが好きだったので本当に嬉しかったです」と驚きと喜びを表した。「声優初挑戦ではありましたが、周りの方に支えていただき、一生懸命臨ませていただきました」と、初めてのアフレコに戸惑いながらも真摯に取り組んだことを明かしている。
あわせて、白岩演じるヨウのセリフも入った特別映像が解禁。特別映像には、走るヨウ、宇宙に浮かぶとある惑星、地球とも宇宙とも言い切れない空間で手を伸ばしあう白岩演じる地球の高校生ヨウと、巡星(めぐりぼし)のロボット整備士ラコの姿が。「君に聴かせる、いつか必ず、君に届けるから！」というセリフで白岩の声が明らかになっている。
また、本作のムビチケ前売券(オンライン)は6月6日(金)よりの発売となる。違う星に生きる2人が出会った時、交わるはずのなかった運命が動き出した先にどのようなドラマが描かれるのだろうか？豪華制作陣が集結、新時代のSFアニメーション映画として大きな注目を集める本作を楽しみに待ちたい。
