人気ゲームを実写映画化『アンティル・ドーン』8月に日本公開!リアル脱出ゲーム型スラッシャーホラー日本上陸
2025年4月に全米で公開されたホラームービー『Until Dawn(原題)』が邦題を『アンティル・ドーン』として、8月1日(金)より劇場公開されることが決定。あわせてティザー写真が到着した。
本作はソニー・インタラクティブエンタテインメントのPlayStation5、PC用ゲーム「Until Dawn -惨劇の山荘-」を実写化したアル脱出ゲーム型スラッシャーホラー。監督は『アナベル 死霊人形の誕生』(17)、『ライト/オフ』(16)などを手掛けたことで知られ、ホラーファンからの絶大な支持を得ているデビッド・F・サンドバーグ。さらに『死霊館のシスター』(18)、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)といった大ヒットホラー作品を世に放ってきたゲイリー・ドーベルマンと、“カメラに撮られると死ぬ”という斬新な設定で話題となった『ポラロイド』(17)のブレア・バトラーが共同で脚本を担当。
製作にはPlayStationのゲームが原作の『グランツーリスモ』(23)、『アンチャーテッド』(22)の映画化やエミー賞を受賞した世界的人気サバイバルアクションドラマシリーズ「THE LAST OF US」を手がけてきたアサド・キジルバッシュが名を連ねるなど、ホラージャンルを知り尽くした凄腕クリエイターたちが集結している。また本作は『ヴァチカンのエクソシスト』(23)、「ドント・ブリーズ」シリーズなど、これまでもホラーファンの心を鷲掴みにしてきた映画スタジオ、スクリーン・ジェムズ発の最新ホラー作品となっている。
この物語は主人公クローバーとその友人たちが、1年前に失踪した姉メラニーを探すために訪れた山荘で突然現れた覆面の殺人鬼によって惨殺されるところから始まる。一度は死んだはずの彼らだったが、目が覚めると驚くべきことに殺される前の時刻に戻っている。そして再び命を狙われ、残酷に殺され、また時間が逆戻りして生き返る。追体験の度に異なる殺人鬼が現れ、殺され方も変わり、惨劇が倍増加速していく。やがて彼らは、この「恐怖のタイムループ」から抜け出す唯一の方法は、死を繰り返しながら謎を解き、夜明けまで生き残ることだと気づくが…。
今回初解禁となったティザー写真には、そんな死のカウントダウンを刻む砂時計が映し出されている。さらに主人公クローバーが恐怖におびえた表情で血塗られた山荘の前に立ち尽くす1枚からは、張り詰めた異様な空気がひしひしと感じられる。
主人公クローバーにはアメリカの若手女優、エラ・ルービンが抜擢。子役時代から数々の映画やドラマ、舞台に出演する新進気鋭の23歳で、昨年はアン・ハサウェイ主演の映画『アイデア・オブ・ユー〜大人の愛が叶うまで〜』でハサウェイの娘役を好演した。クローバーの元カレ、マックス役には、『アナベル 死霊博物館』(19)で監督のサンドバーグとタッグを組み、青春ドラマシリーズ「Love, ヴィクター」で若年層からの支持を確かなものとしたマイケル・チミノが、クローバーの姉メラニー役としてSNS総フォロワー1000万人以上を誇るディズニー・チャンネル出身女優のマイア・ミッチェルが出演。そして物語の鍵を握る重要人物ドクター・ヒル役には『マイノリティ・リポート』(02)、『アルマゲドン』(98)、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(97)などに加え、ゲーム版「Until Dawn -惨劇の山荘-」にも出演したスウェーデンの名優ピーター・ストーメアといったスターたちが脇を固める。
原作ゲームの大ヒットから日本でもすでに注目を集めている本作。今後の続報からも目が離せない!
文/スズキヒロシ