ヘルボーイが歪んだ男や魔女と対峙！『ヘルボーイ／ザ・クルキッドマン』特報
アメコミの人気タイトル「ヘルボーイ」シリーズの最新映画『ヘルボーイ／ザ・クルキッドマン』(7月4日公開)。本作の特報＆場面写真が解禁となった。
原作者マイク・ミニョーラ自らが脚本に参加し、屈指の人気エピソード「ヘルボーイ：捻じくれた男」を完全実写化する本作。アメリカ・アパラチアの山中にある人里離れた寒村が舞台となり、かつて悪魔と契約を交わした人々の“罪”がいまなお燻る、呪われた土地にヘルボーイが足を踏み入れる。死者がさまよい、魔女が欲望に手を染め、過去と向き合うことすら許されない。相次ぐ奇怪な事件の元凶は、「歪んだ男」と呼ばれる悪魔の仕業だという。シリーズ史上、最もダークなヘルボーイが降臨する。
超常現象調査防衛局「B.P.R.D.」の捜査官ヘルボーイと新人エージェントのジョーが訪れたのは、アパラチアの山奥にひっそりと佇む寒村。閉ざされた土地で、怯えながら暮らす村人たち。そして奇怪な事件が相次いで発生する。その全ては、「歪んだ男」と呼ばれる悪魔の仕業だという。そんななか、一人の男が村へ戻ってくる。名はトム・フェレル。20年前、悪魔と契約し、魂を奪われたと語る彼の帰還が、呪われた因縁を呼び覚ましてしまった。欲望に取り憑かれた魔女たち、魂を喰らう悪魔、決して逃れられぬ“契約”の呪い。滅びの右腕を武器にヘルボーイが、この地に巣食う闇を打ち砕く。
今回届いた予告編では、ヘルボーイの前に立ち塞がる悪魔や魔女の姿が確認できる。「歪んだ男(クルキッドマン)」という台詞と共に、静寂の森の中に現れた歪んだ男が、突如首をボキッと折る衝撃音に戦慄。絶叫しながら変な方向に足が折れ曲がる女性、木に吊られた女性が蛇に噛まれる衝撃カットなどが次々と飛び出す。怪異の元凶が魂を食う悪魔(「歪んだ男(クルキッドマン)」である事を知ったヘルボーイは、「くたばれヘビ野郎」という捨て台詞を残しながら、滅びの右腕で敵を叩き潰す。
あわせて到着した場面写真では、キーマンであり悪魔に魂を奪われたトム・フェレルや魔女、最大の敵となる「歪んだ男(クルキッドマン)」の全貌も写している。“シリーズ史上、最もダークなヘルボーイ”というワードを裏づける構図を感じ取ることが出来る。
謎を追うミステリーとしての緊張感、容赦ないバトルアクション、迫りくる呪いの恐怖。全方位から観客を呑み込む、新たなヘルボーイの爆誕に胸アツ必至だ。原作者肝入りのストーリー、新たなヘルボーイを演じるジャック・ケシーの熱演など、アツい炎がたぎる『ヘルボーイ／ザ・クルキッドマン』に期待してほしい。
文/平尾嘉浩
