原菜乃華、映画『見える子ちゃん』は「お化け屋敷に遊びにくるような感覚で楽しんで」とアピール!“視える”シークエンスはやとも、松嶋初音も「リアル」と太鼓判

原菜乃華、映画『見える子ちゃん』は「お化け屋敷に遊びにくるような感覚で楽しんで」とアピール!“視える”シークエンスはやとも、松嶋初音も「リアル」と太鼓判

映画『見える子ちゃん』(6月6日公開)の公開直前舞台挨拶が5月21日、神楽座にて開催され、原菜乃華、なえなの、シークエンスはやとも、松嶋初音、中村義洋監督が登壇した。

【写真を見る】イベントでの霊視生体験で衝撃の結果(?)が明らかになった原菜乃華
【写真を見る】イベントでの霊視生体験で衝撃の結果(?)が明らかになった原菜乃華

本作は、ある日突然、霊が見えるようになってしまった女子高生が、怯えながらも霊を無視してやり過ごそうとする姿を描くホラーエンターテインメント。原作は2018年より連載されている泉朝樹の人気漫画。SNSに投稿された第1話が大きな反響を呼び、多くのファンに愛されている作品だ。

主人公の四谷みこを演じた原菜乃華
主人公の四谷みこを演じた原菜乃華

原が演じる主人公の四谷みこは、ある日突然霊が見えるようになってしまうのだが、日常を守るために、見えないふり、つまり霊をスルーすることを選ぶ。「怖いのがすごく苦手」な原がスルーできないほど怖いと感じたシーンは「ベッドで横を向いたら、ツトムくんがいて『見えるの?』って言われるシーン。すごく怖かったです」だそう。撮影をしたので出てくることは知っていながらも、完成版でとても驚いたと振り返る。ツトムくんとは子どもの幽霊なのだが、「普段、めちゃくちゃしゃべるし、とてもおもしろい子。追いかけてくるシーンでも、『僕、めっちゃ足速いから、競争だ!』って言ったりして(笑)。本編を観たときはびっくりしました」と撮影時と本編とのギャップに触れていた。

なえなのは霊感を持つ二暮堂ユリア役
なえなのは霊感を持つ二暮堂ユリア役

みこ、そしてなえなのが演じる霊感を持つ二暮堂ユリアは”見える”キャラクターだ。見える2人をどのように描くのかをすごく悩んだという中村監督。霊”や”見えたら”をキーワードにして検索した際に、霊感を持つ松嶋と”霊がよく視える”お笑い芸人のシークエンスはやともにたどり着いたそうで、「2人とも霊を無視する派」だったことから参考にし、劇中でみこが観ているYouTube番組に本人役として出演してもらったと明かす。松嶋は「そうそうこの感じ!」と共感するパートがたくさんあったと感想を述べ、シークエンスはやともも「よくできてるなー」と感心しながら完成版を観たそう。見えるのに見えないふりをするみこの姿がとてもリアルだったという松嶋の言葉に原は「こんな感じかな、と思いながら演じましたが、『リアルです!』と言ってもらったので、自信が持てました!」と笑顔を見せていた。

霊視結果に興味津々
霊視結果に興味津々

イベントではシークエンスはやともによるスペシャル企画「霊視体験」も実施。原について「いい人でいようという意識が強い。人格者でいようという感情と仕事に集中したいという感情が両立している人だけど、メンタル的にはすごく疲れる人」と分析。「当てられすぎてドギマギしちゃう!」と目を丸くした原。いまの原は疲れているので、取り憑かれやすくなっている状態だとも指摘し、「疲れると憑かれるは読みが一緒。同じ時に起きると思っていてください」と説明した上で、「なえなのさんと一緒にいると、勝手に取れてきます」とアドバイス。原は「もう離れない!一緒にいよう!」と大きな声でリクエスト。シークエンスはやともは、なえなのが超現実主義者であることが、一緒にいるといい理由だと解説。基本的にはなえなのと一緒にいれば大丈夫だが、運気を上げるために神社に行くのもよい方法だと補足していた。

フォトセッションの様子
フォトセッションの様子

最後の挨拶で原は「ホラーのなかに青春もコメディーもヒューマンドラマも詰まった作品です」とアピール。怖いものが苦手なため、これまでホラー作品をちゃんと観ることができなかった原だが自身にとって「最初から最後まで飽きずに楽しく観れた初めてのホラー映画です」とのこと。「ホラーが好きな方も、そうでない方も、お化け屋敷に遊びにくるような感覚で楽しんでいただけたら!」と呼びかけ、作中にちりばめられた仕掛けなどにも触れながらのネタバレトーク満載のイベントを締めくくった。


取材・文/タナカシノブ

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