デビュー10周年!SEVENTEENの魅力が詰まった『SEVENTEEN [RIGHT HERE] WORLD TOUR IN CINEMAS』の10曲
人気の日本語曲「ひとりじゃない」の韓国版「Not Alone (Korean version)」
K-POP歌手の日本語曲といえば日本のクリエイターが手掛けることが多いが、SEVENTEENはメンバーのWOOZI(ウジ)を中心とした本国の楽曲と同じ体制で制作しており、クオリティはお墨付きだ。「ひとりじゃない」(2021年リリース)は、コロナ禍の困難な時代にエールを送った日本3rdシングルで、今回は「Not Alone (Korean version)」として韓国語で披露された。
一糸乱れぬダンスはもはや壮観!「Super」
2022年に発売し累積627万枚を売り上げ、K-POPアルバムの最多セールス記録を打ち立てた10thミニアルバム『FML』。その表題曲「Super」は、孫悟空をモチーフにした中華風サウンドとジャージークラブが融合したアグレッシブなナンバー。ハイテンポのサウンドに合わせてメンバーの動きが一糸乱れずピタッとそろう、SEVENTEENの持ち味である“カル群舞”は圧巻だ。
ボーカルチームの歌唱力を堪能できる「Cheers to Youth」
SEVETEENといえばボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームというチームに分かれており、この分担が豊かな音楽性やクオリティの高いステージへとつながっている。ライブでもチーム別のパフォーマンスタイムが用意され、それぞれが持ち味を発揮している。
そのなかでDK(ドギョム)、SEUNGKWAN(スングァン)、WOOZI(ウジ)、JOSHUA(ジョシュア)、JEONGHAN(ジョンハン)によるボーカルチームの「Cheers to Youth」はセブチの楽曲を支える抜群の歌唱力を味わえるミディアムバラード。不参加だったJEONGHAN(ジョンハン)の決めポーズも飛びだすなどメンバー同士の友情も堪能できる。
人気曲のサウンドを盛り込んだ集大成的一曲「MAESTRO」
K-POPベストアルバムの最多初動売上げ記録を更新した、2024年の『SEVENTEEN SEVENTEEN BEST ALBUM「17 IS RIGHT HERE」』。そのタイトル曲「MAESTRO」は、「Adore U」や「Super」など、歴代楽曲のソースをサンプリングし制作された集大成的ナンバー。曲名にちなみ実際にタクトを振るうHOSHI(ホシ)を中心としたダンスや、テクニカルなラップなど、ライブでもその独創的な世界観を浮かび上がらせている。
世界的ミュージシャンとコラボした「LOVE, MONEY, FAME (feat. DJ Khaled)」
2024年の12thミニアルバム「SPILL THE FEELS」のタイトル曲「LOVE, MONEY, FAME (feat. DJ Khaled)」は、世界的アーティストDJ Khaledが客演参加したという点でもグローバルアーティストとしての地位を確立した楽曲だ。ライブでもメロウなサウンドに乗せて余裕のある表情が飛びだすなど、世界的な存在へと上り詰めたSEVENTEENの自信と貫禄が感じられてなんとも頼もしい。
このほかにも人気曲やチーム別パフォーマンスなどアンコールを含む全22曲が収録されている『SEVENTEEN [RIGHT HERE] WORLD TOUR IN CINEMAS』。世界を魅了するハイレベルなパフォーマンスから等身大で親しみやすい姿まで、SEVENTEENの魅力を余すところなく堪能できるはずだ。
文/サンクレイオ翼
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