サプライズな“6日間”先行上映!好発進な『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は洋画不況を吹き飛ばせるのか?

サプライズな“6日間”先行上映!好発進な『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は洋画不況を吹き飛ばせるのか?

『かくかくしかじか』『金子差入店』『サブスタンス』が初登場!

絶好調の『マインクラフト/ザ・ムービー』は興収30億円を突破!
絶好調の『マインクラフト/ザ・ムービー』は興収30億円を突破![c] 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

さて、こちらも洋画復興の立役者となっている『マインクラフト/ザ・ムービー』(公開中)は、前週から1ランクダウンで3位となったものの、週末3日間で動員23万1000人、興収2億9600万円と、前週対比99%の動員と同96%の興収を維持している。

ファミリー層が中心とあって土日にガツンと数字を伸ばす傾向があり、そのポテンシャルは想像以上。累計成績は動員233万人&興収30億円と、今年公開の洋画作品でトップの成績をあげている『ウィキッド ふたりの魔女』(公開中)を抜き去ることは確実。現時点での興収見込みは35億円以上と見込まれているようだが、はたしてどこまで数字を伸ばすことができるのか。

【写真を見る】東村アキコの名作を映画化!永野芽郁主演の『かくかくしかじか』の初週末成績は?
【写真を見る】東村アキコの名作を映画化!永野芽郁主演の『かくかくしかじか』の初週末成績は?[c]東村アキコ/集英社 [c]2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会

新作では、東村アキコの同名自伝的マンガを永野芽郁主演、大泉洋の共演で実写映画化した『かくかくしかじか』(公開中)が4位に初登場。初日から3日間で動員12万5000人、興収1億7000万円と、昨年の同時期に公開された永野の主演作『からかい上手の高木さん』(24)のオープニング成績(動員12万9000人、興収1億6700万円)を下回るスタートに。

また、SUPER EIGHTの丸山隆平が『泥棒役者』(17)以来の映画主演を務めた『金子差入店』(公開中)は8位に初登場。1990年代に一世を風靡したスター女優デミ・ムーアが、再生医療に手を染める元人気女優を演じアカデミー賞候補となった『サブスタンス』は9位にランクインを果たした。

丸山隆平主演『金子差入店』は8位にランクイン
丸山隆平主演『金子差入店』は8位にランクイン[c]2025「金子差入店」製作委員会

ほかのタイトルでは、公開4週目を迎えた5位の『#真相をお話しします』(公開中)は累計動員128万人&興収17億円を突破。10位となった『サンダーボルツ*』(公開中)は、累計動員62万人を超え、興収も10億円に到達している。

以下は、1~10位までのランキング(5月16日〜5月18日)
1位『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)
2位『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
3位『マインクラフト/ザ・ムービー』
4位『かくかくしかじか』
5位『#真相をお話しします』
6位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX』
7位『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』
8位『金子差入店』
9位『サブスタンス』
10位『サンダーボルツ*』

今週末は、荒木飛呂彦の人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフを原作にした「岸辺露伴は動かない」シリーズの劇場版第2弾『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(5月23日公開)などが控えている。


文/久保田 和馬

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