5人の高校生の秘めた想いがせつない…『か「」く「」し「」ご「」と「』キャラクタービジュアル

5人の高校生の秘めた想いがせつない…『か「」く「」し「」ご「」と「』キャラクタービジュアル

「君の膵臓をたべたい」の住野よるによる同名小説を映画化した『か「」く「」し「」ご「」と「』(5月30日公開)。本作より、秘めた想いがせつない登場人物5人のキャラクタービジュアルが解禁となった。

【写真を見る】出口夏希が演じる底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う三木直子
【写真を見る】出口夏希が演じる底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う三木直子[c]2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会 [c]2017住野よる/新潮社

本作は“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の日々を描く青春ラブストーリー。原作は累計発行部数80万部を突破し、2017年の発売から若者を中心に根強い人気を誇っている。W主演を務めるのは、『MOTHER マザー』(20)にてスクリーンデビューを果たし、日本アカデミー賞など数々の映画賞にて新人賞を総なめし、その後も話題作に立て続けに出演する奥平大兼。引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公の京を演じる。底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う三木直子(通称ミッキー)役には、『赤羽骨子のボディガード』(24)などでの活躍で第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した出口夏希をキャスティング。

そのほか、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者、高崎博文(通称ヅカ)をAぇ! groupの佐野晶哉、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)を菊池日菜子、内気で控えめな性格で、ある日突然学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)を早瀬憩が演じるなど、いま最も勢いのある若手キャストが集結した。そして、『カランコエの花』(18)、『少女は卒業しない』(23)などを手掛ける新進気鋭の中川駿監督がメガホンを取る。

佐野晶哉が演じる育会系でいつも明るく笑顔な人気者、高崎博文
佐野晶哉が演じる育会系でいつも明るく笑顔な人気者、高崎博文[c]2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会 [c]2017住野よる/新潮社

このたび、本作のキャラクタービジュアルが解禁に。W主演の奥平、出口がそれぞれ演じる京とミッキー、そして佐野、菊池、早瀬が演じるヅカ、パラ、エルを写したキャラクタービジュアルだ。それぞれのポスターには、各キャラクターの日常の一コマを切り取ったような繊細な表情の写真とともに、いつもは秘めている内なる想いを表した劇中セリフもあしらわれている。

菊池日菜子が演じる予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文
菊池日菜子が演じる予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文[c]2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会 [c]2017住野よる/新潮社

京の「ただのクラスメイトでよかった」、ミッキーの「自分はヒーローなんかじゃない」をはじめ、各キャラクターの“二面性”が垣間見え、それぞれの異なる記号が印象的なビジュアルとなっている。


いよいよ公開を今月に控えた『か「」く「」し「」ご「」と「』。さらなる続報に期待してほしい。

文/平尾嘉浩