原作ファン待望！『岸辺露伴は動かない 懺悔室』命がけの“ポップコーンバトル”に挑んだメイキング＆オフショット
高橋一生が主演を務める映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(5月23日公開)から命をかけたバトルシーンの撮影に挑むキャストの姿を捉えたメイキング＆オフショット画像が到着した。
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家の岸辺露伴。そんな露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。
高橋を主演に迎えてドラマ化された同作品は、2020年12月に第1期(第1話〜第3話)、2021年12月に第2期(第4話〜第6話)、2022年12月に第3期(第7話～第8話)が放送。その人気と反響を受けて制作された映画版第1作目となる『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(23)は、ファンの熱狂により観客動員数90万人超、興行収入約12.5億円の大ヒットとなった。さらに、2024年5月にはドラマシリーズ最新作となる第4期、9話「密漁海岸」も放送された。
このたび劇場公開される『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズの記念すべき最初の作品を実写化。ファンの間で屈指の人気を誇るエピソードを、邦画初となる全編ヴェネツィアロケを敢行し、史上最高スケールで活写する。
解禁されたのは、原作ファンが待望したシーンのメイキング＆オフショット画像。ヴェネツィアの解体現場で働く水尾(大東駿介)が、誤って死なせてしまった浮浪者のソトバ(戸次重幸)から「お前が幸せの絶頂の時に“絶望”を味わわせてやる」と呪いをかけられてから10年後。ソトバの言葉が現実にならぬよう幸福に怯えながらも必死に生きてきた水尾だが、ある日無邪気に遊ぶ娘の姿を見て「心からの幸せ」を感じてしまう。その瞬間、死んだはずのソトバが現れ、ポップコーンを街灯より高く投げて口で3回キャッチするという試練を水尾に突きつける。ソトバに憑依された娘、宙に舞い散るポップコーン、勝負のカギを握る鳩たち。原作コミック「岸辺露伴は動かない」シリーズの中でも屈指の人気を誇り、名シーンと言われるポップコーンバトルが、今回ついに映像化される。
公開されている写真には、試練に挑む水尾を演じる大東の姿とともに撮影スタッフの緊迫した空気感や、ヴェネツィアらしい美しい建物や水路が収められている。大東はこのシーンについて「撮影の前後は眠れなかったです。本編では3回投げるだけですが、2日間かけて撮影をしました。あとで聞いたら150カットも撮影していたようで(笑)体感としては全くそんな感じがしなかったのと、スタッフの皆さんのおかげでカット数を気にすることなく撮影に集中出来たので有難かったです」と振り返る。プレッシャーと戦いながらも集中し、役作りに励む姿からは、役者としての真摯な姿勢が伝わってくる。ロケハンを重ねて見つけた原作さながらの美しいヴェネツィアのCampo＝広場、そして鳩たち。これ以上ない条件のロケーションの中で熱演する大東。リアルで臨場感溢れる緊迫のバトルシーンは、まさに本作の見どころの一つといえるだろう。
原作ファン待望の衝撃シーンの全貌は、ぜひ映画館で堪能してほしい。
文/スズキヒロシ
