浜辺美波&目黒蓮W主演『ほどなく、お別れです』映画化決定!“生と死”に向き合う葬祭プランナーを熱演

浜辺美波&目黒蓮W主演『ほどなく、お別れです』映画化決定!“生と死”に向き合う葬祭プランナーを熱演

「神様のカルテ」を輩出した小学館文庫小説賞の大賞受賞作で、長月天音のデビュー作を映画化する『ほどなく、お別れです』が2026年2月に公開されることが決定。あわせて、本作のキャスト、スタッフが発表された。

【写真を見る】原作は長月天音による「小学館文庫小説賞」の大賞受賞作「ほどなく、お別れです」
【写真を見る】原作は長月天音による「小学館文庫小説賞」の大賞受賞作「ほどなく、お別れです」[c]2026『ほどなく、お別れです』製作委員会

作家長月自身が、夫の5年にわたる闘病生活の末に死別を経験し、悲しみのなか、同じように悲しい想いをしている人を救いたい、そして、自身も書くことで救われるかもしれない、という想いで、2年の歳月をかけて執筆した小説「ほどなく、お別れです」シリーズを原作とする本作。就職活動に全敗し途方に暮れるなか、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして就職したヒロインと、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナーがタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す感動の物語が描かれる。浜辺美波と目黒蓮がW主演を務める。

就職活動全敗の末に、葬儀会社「坂東会館」にインターンとして入社した新人葬祭プランナーの清水美空役を浜辺が務め、日々悪戦苦闘しながら葬祭プランナーとして成長していくさまを演じる。今作に出演することについて、「私は、“死”というものに演技でしかしっかりと向きあったことがなく、最初にオファーをいただいた際は演じられるか少し不安でしたが、三木監督には事前に『ご遺族や故人様に向き合ったときの気持ちを大事にしてほしい』というお手紙をいただいたため、あえて意識はせず、自分の感情を大切に演じました」とコメントした。

そして、浜辺演じる清水をスカウトし、厳しく指導する葬祭プランナーの漆原礼二役を目黒が務める。漆原がなぜ葬祭プランナーになったのか、なぜ遺族にとって受け入れがたい葬儀を担当するのか、彼の隠された過去にも注目だ。原作を読んだ上で撮影に挑んだという目黒は、「“お別れ”をテーマに描かれているため悲しいなと思う一方で、希望がもてる部分もあり、『お別れはしたけれど、この先、いつかまた会えるかもしれない』という考えはとても素敵だなと思いました。今作は、お葬式を通じて、非日常に感じてしまいがちな大切な人との別れを最も現実的なものに感じさせてくれる作品です」と、熱いコメントを寄せている。

そして、今作のメガホンを取るのは、『アオハライド』(14)や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22)など、青春映画を中心にヒット作を手がけてきた三木孝浩。また、幅広いジャンルの作品を多数生み出してきた岡田惠和監修のもと、連続ドラマ「ライオンのおやつ」など、数々のドラマを手がけてきた本田隆朗が脚本を務める。


誰しも避けては通れない「大切な人との別れ」。本作では、美空と漆原が様々な境遇を抱える遺族と故人に向き合い、彼らがともに“死”に区切りをつけて前を向いていくための儀式を丁寧に描く。美空と漆原の出会いはどのような奇跡を起こすのか?いま最も注目を集める浜辺と目黒が初共演を果たす本作に期待が高まる。

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