禁断の再生医療の一端が明らかに…?『サブスタンス』本編特別映像&インパクト抜群のシーン写真

禁断の再生医療の一端が明らかに…?『サブスタンス』本編特別映像&インパクト抜群のシーン写真

デミ・ムーアが主演を務め、第97回アカデミー賞で主演女優賞含む5部門にノミネートされた『サブスタンス』(5月16日公開)。本作より、本編特別映像&インパクト抜群のシーン写真が解禁となった。

50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス(ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが薬を注射するやいなや、エリザベスの上位互換スー(マーガレット・クアリー)が、エリザベスの中から現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアする2人には「一週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破り始めてしまう。

解禁された特別映像は、年齢を理由に仕事を解雇され、そのショックで交通事故を起こしたエリザベスが、運び込まれた病院でサブスタンス施術の候補者に選ばれる瞬間を捉えたもの。年齢による容姿の衰えを理由に、長年続けてきた冠番組を降板させられたエリザベス。心身ともに打ちひしがれた彼女は、運転する車で交通事故を起こしてしまう。幸いにも大きな怪我はなく、病院での検査の結果も「異常なし」と診断されるが、背中を丸めてすすり泣くエリザベスの表情は晴れない。

帰り際、手の甲に赤いあざを持つ整った顔立ちの若い医師が追加検査を促し、エリザベスの背骨を一つ一つ丁寧にチェック。「完璧です。理想の候補者だ」と不可解な言葉を投げかける。エリザベスの運命の歯車がゆっくりと、だが確実に狂い始めていく瞬間を捉えた、嵐の前の静けさを思わせるシーンとなっている。

横たわるエリザベスを見下ろしているのは誰なのか?
横たわるエリザベスを見下ろしているのは誰なのか?[c]2024 UNIVERSAL STUDIOS

あわせて解禁されたシーン写真は、背中に大きな縫い目のある女性が横たわり、それを見下ろすようにガウン姿の人物が佇むバスルームの写真。横たわっているのはエリザベスなのだが、多くの謎と大きなインパクトを残すカットになっている。


果たして、医師が放った「理想的な候補者」が意味することとは?そして、隣でエリザベスを見下ろしているのは誰なのか?衝撃展開が次々と待ち受ける『サブスタンス』に注目してほしい。

文/平尾嘉浩

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