“マイクラ大好きキッズ”たちは、パパ&ママと一緒に『映画マイクラ』をどう観た?「あと100回みたい!」「子どもの想像力がかきたてられた」
子どもたちはマイクラのどんなところが好き?
まるで実際に「マイクラ」の世界に入り込んだかのような体験ができる『マインクラフト/ザ・ムービー』。紹介してきたコメントを見ればわかる通り、“マイクラ大好きキッズ”たちはこぞってその魅力の虜になっているようだ。と、ここで気になるのは、なぜ子どもたちはこんなにも「マイクラ」に魅力を感じているのだろうか?
アンケートでは「マイクラのどんなところが好き?」と直球に訊いてみた。すると、返ってきた答えは見事にばらばら。「自分のすきなものをつくれるところ」(小学1年生・男子)、「いろいろなものをつくれるところ」(小学3年生・男子)、「いろいろな家やすきな物をつくれるから」(小学4年生・女子)、「クリエイティブに物を作れるから」(小学5年生・男子)と、もっとも多かった答えはやはり“クリエイティブ”の部分。
また「けんちくやたたかうところ、ほったりできるところ」(小学5年生・男子)や「ボスやてきがいるとこ」(小学4年生・男子)のように“サバイバル”を楽しんでいるキッズもいれば、「いろいろなモブやキャラクターがでてきておもしろい」(小学5年生・男子)、「MOBどうぶつえんを作るのがすきです」(小学2年生・女子)、「ロバにのれるから」(未就学・女子)のようなキャラクター重視の声も。
ほかにも「しかくい所が好き」(小学2年生・男子)という可愛らしい声や「クリーパーがばくはつしてまわりがちらかるところ」(小学3年生・男子)といった独特な視点も。「たび、さくせい、キャラ、本当にじぶんがゲームの中にいるみたいだから」(小学4年生・女子)と、まさに“やりたいことがなんでもできる”という「マイクラ」の最大の魅力が、自由な発想をもった子どもたちに刺さっていることがよくわかる。
一方で大人たちは、子どもたちが「マイクラ」に熱中することをどう感じているのだろうか?
「想像して自分で造るという力が備わるのでいいイメージ」(40代・男性)
「実際にゲームをしているところを見ると、頭を使う作業が多く、英語の単語を学べてすごくいいなと思いました」(30代・女性)
「頭を使って考えるゲームなので、ほかのゲームに比べて想像力が養えると思います」(40代・女性)
「たのしくプログラミングを学習できる、想像力が育まれる」(40代・女性)
「論理的な思考を養えそう」(40代・女性)
と、子どものころに「ゲームばっかりしていないで勉強しなさい」と言われて育った世代からは想像ができないほど、好意的な声がずらり。
『映画マイクラ』でも味わえる、“クリエイティブ”の喜びと難しさ
教育的な面でも絶大な信頼が置かれている「マイクラ」を映画化した本作は、ビジュアル的な部分だけにとどまらず、このゲームをプレイするすべての人に向けられたメッセージも忠実に再現されている。それは劇中で「作ることは壊すことより難しい」というセリフで表されているように、“創造(クリエイティブ)する”ことの喜びを知り、自分の可能性を信じ、そして世界をより豊かなものにしてほしいということ。今回の試写会に参加した大人たちも、本作を通して子どもに多くのことを感じ取ってほしいと願っているようだ。
「ゲーム世界だけでなく現実世界でもあきらめずに頑張るところ」(40代・男性)
「みんな人それぞれ違うよさ、強みがあるということ。それぞれの強みを活かして協力して仲間になってほしい」(30代・女性)
「自分の夢を持ち続けてほしい。叶うことの方が少ないかもだけど、大人になってからも夢を持ち続けることはできることを覚えていてほしい」(30代・女性)
「想像力、創造力と行動力で世界は開けるんだということ」(30代・女性)
「自分の好きなことを大切にしてほしい」(40代・女性)
「失敗や障害を恐れずに、自分がこうしたいと思ったことに挑戦し続けてほしいと思いました」(40代・女性)
子どもたちの学びにつながるし、親子のコミュニケーションにもなる。そしてなにより、子どもも大人も一緒に楽しい時間を過ごすことができる『マインクラフト/ザ・ムービー』は、まさにゴールデンウィークに家族で観るのにうってつけの1本。
「映画を観ることにずっと否定的だった子どもが、マイクラなら怖いのも頑張れると言ったので今回応募しました。最後のシーンに泣きまくっていましたが、楽しかったようで本当によかったです。マイクラをやっていて、それが映画になり、マイクラの世界に入るなんて、子どもの想像力がかきたてられたと思います」(40代・女性)
というコメントもあるように、小さいお子さんがいる家庭の映画館デビューにもピッタリ。ぜひとも家族みんなで映画館に足を運び、クリエイティブ力をとことん刺激してくれる“マイクラワールド”を体感しよう!
文/久保田 和馬