松田元太、「Travis Japanで世界を救いたい!」『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』完成披露試写会であふれた作品&グループ愛

松田元太、「Travis Japanで世界を救いたい!」『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』完成披露試写会であふれた作品&グループ愛

長らく愛され続ける国民的おかし「たべっ子どうぶつ」を映画化した『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』(5月1日公開)の完成披露試写会が4月7日に新宿バルト9で行われ、松田元太(Travis Japan)、水上恒司高石あかり、藤森慎吾、蒼井翔太、小澤亜李、水瀬いのり、東山奈央、大野りりあな、竹清仁監督、脚本の池田テツヒロが登場した。

『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』(5月1日公開)の完成披露試写会が行われた
『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』(5月1日公開)の完成披露試写会が行われた

本作の舞台は、おかしと人間が仲良く暮らすスイーツランド。そこでは、歌って踊るスーパーアイドルの「たべっ子どうぶつ」が大人気。しかし、この世のすべてのおかしを排除し世界征服を目論む“わたあめ軍団“によって、ぺがさすちゃんが捕らわれてしまう。モフモフカワイイだけで戦闘力ゼロのたべっ子どうぶつたちが、“ぺがさすちゃん救出ミッション“に立ち上がる。

「たべっ子どうぶつ」、まさかの映画化!どうぶつたちも駆けつけた
「たべっ子どうぶつ」、まさかの映画化!どうぶつたちも駆けつけた

ステージには、10人のたべっ子どうぶつたちも大集合。観客から「かわいい!」と声がかかるにぎやかな雰囲気のなか、たべっ子どうぶつたちのリーダー、らいおんくんを演じる松田は「『たべっ子どうぶつ』、まさかの映画化」と切りだし、「お子さん、大人の方も、全人類の皆さんが楽しんでいただける映画となっています」と力強くコメント。完成作を観て「素直におもしろかったし、笑っちゃうし、どうぶつたちがめっちゃかわいい。この人の声、聴いたことあるという、豪華、豪華、豪華声優陣。感動ももちろんあるし、全部のよさがギュギュギュッと詰まっていて、どうぶつたちのモフモフと共に癒される作品」と熱弁しながら、「結末は言っちゃダメですよね!言いたくなっちゃう!」と話したいことがたくさんあるとウズウズしている様子。「大好きです!」と愛を叫んでいた。

【写真を見る】松田元太、たべっ子どうぶつたちに囲まれながら「全人類の皆さんが楽しんでいただける映画」と熱弁
【写真を見る】松田元太、たべっ子どうぶつたちに囲まれながら「全人類の皆さんが楽しんでいただける映画」と熱弁

かばちゃん役の蒼井は、「かばちゃんをやるにあたって、ぞうくんの包容力ある声を聴いて、かばちゃんはレディ側の包容力を出そうと思った」と水上が演じるぞうくんに、「助けられた」という。さらに「ぺがさすちゃんの歌声がすばらしい」とぺがさすちゃんを演じた高石を称えながら、「松田さんの演じているお声が、らいおんくんにぴったり。そこが本当に好きだなと思う。お三方のキャラクターが大好きです」と目尻を下げた。高石は「かばちゃんの声がすごく好き。そう言っていただけてうれしい」と声を弾ませ、松田も「めちゃめちゃうれしい!」と大喜び。松田は「どうぶつたちに命が宿った姿を見て、より『好きー!』となって。嫌いな人、絶対にいない。いちファンとして、みんな『たべっ子どうぶつ』のファンになるんだろうなと思いました」とそれぞれのどうぶつたちに愛情を傾けていた。

水上恒司&藤森慎吾も「なにだけで世界を救う?」という質問に回答
水上恒司&藤森慎吾も「なにだけで世界を救う?」という質問に回答

また、どうぶつたちが「かわいいだけで世界を救おうとする」ことから、「あなたなら、なにだけで世界を救う?」という質問に答えるひと幕もあった。松田は「この世界にいろいろなアイドルがいて。皆さんカッコよくて、かわいくて、ステキなアイドルがたくさんいらっしゃるんですが、もし『なにだけ』となったら、Travis Japanだけで世界を救いたい」と所属するグループの名前をあげて、拍手を浴びた。さるくん役の藤森は「『お笑いで』とか言ってみたいですが。まだその自信がないので」と苦笑いを見せつつ、「もうすぐ5か月になる娘がいる。それを考えたらパパは、なんでもできちゃうという気持ち。パパが世界を救う」と父親としての顔を見せた。

周囲から歌声を絶賛された高石あかり
周囲から歌声を絶賛された高石あかり

高石は「ご飯」と笑顔。「人間、食べていかないと生きていけない」と話すと、水上も「僕は揚げ物にとんかつソースをかければ、なんでもいける。世界は平和になる」と食べ物トークで会場を盛り上げ、ねこちゃん役の水瀬も「おまんじゅう。大好きです」と楽しそうな笑顔で続いた。ペロ役の大野は「私はダンスだけで世界を救います。ダンスっていろいろなジャンルがあって、みんな自由に、どんな人でも楽しめるものだと思っていて。どれだけつらいことがあっても、ダンスをできれば忘れられて、みんなが笑顔でいられるんじゃないかと思う」と回答。終始、しっかりとしたコメントを繰りだしていた大野に、松田は「勉強になります!」「あとで教えて!」と感心しきり。


ねこちゃん役の水瀬いのり
ねこちゃん役の水瀬いのり

最後には松田が、「スタッフさんもたくさんいらっしゃって、たくさんの愛を詰め込んだ作品となっています。たくさんの声優さん方、先輩方、みなさんのすごくステキな声と、ステキな映像と、なにもかもが詰まっている作品。キッズもそうだし、大人もそうだし、やさしい心になれると思います。日々の活力になったらいいなと思います」と想いを込める。「愛していただけたらうれしい」とアピールし、大盛況のイベントを締め括った。

※高石あかりの「高」は、「はしごだか」が正式表記

取材・文/成田おり枝

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