夜の東京を奔放に駆け抜けていく3人『片思い世界』バスケを楽しむ本編映像
広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演を務める『片思い世界』(4月4日公開)。本作より、夜の東京を駆け抜ける3人の自由な姿を切り取った本編映像が解禁となった。
『花束みたいな恋をした』(21)の脚本家の坂元裕二と土井裕泰監督が再タッグを組んだ本作。家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして過ごし、12年もの間、強い絆で結ばれている美咲(広瀬)、優花(杉咲花)、さくら(清原)。現代の東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らし、仕事に行ったり学校に行ったりバイトに行ったり。楽しく気ままな3人だけの日々が描かれる。
このたび解禁された本編映像は、ある夜、バスケットボールを手に外に飛びだした3人が、東京の街を仲良く元気に駆け回る、そんな姿を切り取ったシーンだ。さくらがシュートを決めて歓喜の声を上げたり、そのまま道路に飛び出して、美咲が華麗なドリブルで優花をかわしたり。おとぎ話のような旋律に包まれながら、彼女たちは無邪気に、そして力強く夜の街を駆け抜けていく。夜中にバスケを始める彼女たちの奔放な行動を、周囲の人々がまるで見えないかのように通り過ぎていくのはいったいなぜなのか。
悩み迷いながら、それでも誰かを思い続けることを止めない3人。優しさを失うことなく前を向く彼女たちの、まぶしいほどの命の喜びを描く希望の物語となる『片思い世界』。誰も観たことがない、“究極の片思い”がついに劇場で公開に。現実と非現実が溶け合うような独特の世界観が広がるこの本編映像の秘密を、劇場で確かめてほしい。
文/平尾嘉浩
作品情報へ