スパイ・スリラー『アマチュア』ラミ・マレック、7年ぶり来日に期待感あらわ「同じ時間を共有できるのが楽しみ！」
『ボヘミアン・ラプソディ』(18)のラミ・マレックが主演を務める『アマチュア』(4月11日公開)のワールドプレミアがロンドンで日本時間の1日に開催。来日が予定されているマレックが日本のファンにメッセージを贈った。
本作は、CIAの分析官が最愛の妻の命を奪った国際テロ組織にたった一人で挑む姿を描くスパイアクション。主人公は、CIA最高のIQを持つものの仲間ゼロ、殺しの能力ゼロの“スパイ映画史上最も地味な男”チャーリー。CIAで分析官として働く彼は、愛する妻と平穏な日々を過ごしていたが、ロンドン出張中の妻がテロリストによって命を奪われたことをきっかけに、予測不能な復讐劇に身を投じていく。『ボヘミアン・ラプソディ』以来、7年ぶりの主演作となったマレックが主人公のチャーリーを演じ、チャーリーに殺しの術を教えるCIA教官ヘンダーソン大佐役にローレンス・フィッシュバーン、復讐の鍵を握る謎の女性インクワライン役でカトリーナ・バルフが出演する。
全世界での公開を目前に控え期待が高まる中、チャーリーによる復讐が始まるロンドンで、ワールドプレミアが開催された。マレック、フィッシュバーン、バルフらキャスト陣のほか、監督を務めるジェームズ・ホーズも出席し、公開を待ち望む大勢のファンとともに新たなスパイ映画の誕生を盛り上げた。スパイらしいシックなスーツスタイルでファンの前に登場したマレックは「この映画にプロデューサーと俳優として5年以上取り組み、長い時間がかかりました。ラブストーリーであり、アクション映画であり、スリラーであり、ユーモアも満載で、世界中も旅するしね。あらゆる要素が詰まった作品です」とコメント。さらに殺しの能力0のアマチュアスパイというスパイ映画にとって全く新しい主人公チャーリーについて「彼はとても誠実な人だ。最愛の人の死を悲しんでいて、愛する人が忘れ去られないようにどんなことでもするし、予想外のヒーローになります。銃を抜かずに復讐に挑むキャラクターを見るのは素晴らしいです！」とその魅力を熱弁した。
『ボヘミアン・ラプソディ』での来日プロモーション以来、大の日本好きとなったマレックは、本作で7年ぶりの再来日が決定しており、9日(水)に行われるジャパンプレミアイベントにも登壇予定。念願の再来日が目前に迫ったマレックは「まず、日本の皆さんには『ボヘミアン・ラプソディ』でのサポートに感謝しきれないほど感謝しています。『アマチュア』でも同じように応援していただけると嬉しいです！なぜなら、この映画は大きなスクリーンで楽しむべき素晴らしい作品だからです。皆さんと同じ時間を共有できることを楽しみにしています！またすぐに会いましょう。ありがとう！」と日本で待つファンに向けて熱いメッセージを贈った。
本作で監督を務め、マレックと共に来日することが発表されているホーズは「間もなく『アマチュア』が公開され、本作ではラミ・マレックとローレンス・フィッシュバーンが最高の演技を見せています。キャラクターが際立っていて、ユーモアもあり、大画面ならではのスリルもあります！」と作品をアピール。続けて「そして来週には私も日本に行き、プレミア上映会に出席します。楽しみにしているよ！」と語った。
さらにフィッシュバーンは「私はラミと出会ったときから一緒に仕事をしたかったんです！彼が『ボヘミアン・ラプソディ』を撮ろうとしていた頃に、彼がこの映画に出演すると聞いて『一緒にやらないか？』と誘われ、「うん、やろう」と答えました。驚きの連続だったよ！」と振り返っている。
最後にマレックは公開を心待ちにする観客に向けて「観客の皆さんは、過小評価され愛する人のために並外れたことをする“最も予想外のヒーロー”チャーリーの立場に自分を置き、おそらく強い衝撃を受けると思います！」と、予測不能な復讐劇に期待を込めて熱く締めくくった。
久々の主演作となったマレックの熱演を大スクリーンで見届けよう！
文/スズキヒロシ
