”スター”への道を突き進む!『MaXXXine マキシーン』ニューヒロインの誕生を予感させる本予告

”スター”への道を突き進む!『MaXXXine マキシーン』ニューヒロインの誕生を予感させる本予告

X エックス』(22)、『Pearl パール』(22)に続く3作目『MaXXXine マキシーン』が6月6日(金)より公開となる。このたび、本作の日本版ポスター、本予告が解禁となった。

【写真を見る】スターのようにフラッシュを浴びるマキシーンをとらえた本国ビジュアル
【写真を見る】スターのようにフラッシュを浴びるマキシーンをとらえた本国ビジュアル[c]2024 Starmaker Rights LLC. All Rights Reserved.

本作は、80年代ハリウッドの暗黒面を描くスリラーエンタテインメント。舞台は1985年のハリウッド。巨大な撮影スタジオに、ブロンドの女、マキシーン(ミア・ゴス)が姿を現す。ポルノ女優として人気を獲得していた彼女は、”本物のスター”になるために新作ホラー映画のオーディションに参加。その頃のロサンゼルスは、連続殺人鬼の恐怖に包まれており、マキシーンの周囲でも女優仲間が殺害される謎の事件が起きていた。騒動のなか、見事主演の座を射止めたマキシーンは、ようやくスターダムを登り始める。しかし、そんなマキシーンに、6年前に彼女の身に起きた事件のトラウマを知る「何者」かが近づく…。

今回解禁されたのは、グラフィックデザイナーの大島依提亜による完全オリジナルの日本版ポスター。毎度タイ・ウエスト監督から「日本版ポスターが完成したら送って」と依頼があるほど、大好評の日本版ポスター。スターのようにフラッシュを浴びるマキシーンの写真を使用した全米公開時のポスターに対して、日本版では『X エックス』、『Pearl パール』の劇中で、パールがずっとコンプレックスにしていた「ブロンド」が強調され、マキシーンは80年代に流行したソバージュのヘアスタイルになっている。グリーン色のスタジャンを着用し、拳銃片手に印象的なアイメイクをした姿が印象的なビジュアルだ。マキシーンを演じた主演のミア・ゴスは、「マキシーンを演じていた時、進化という⾔葉がしっくりきて、彼⼥をスーパーヒーローみたいに考えるようになりました。彼⼥は⾃分を邪魔する奴らの圧⼒に屈しない。灰から蘇るフェニックスのように⼈⽣の試練と苦難を乗り越えていく。当時のポルノスターというよりもスーパーヒーローとして演じた。ものすごく⾯⽩い体験になった」と話している。キャッチコピーの「スターになるの」は、『Pearl パール』の⽇本版ポスターと同じコピーで、まさにマキシーンが、パールと同じ夢を背負い、スターへの道を突き進んでいることも思わせるものに。

あわせて解禁された本予告は、80年代のレンタルビデオ店で働く友人に、ホラー出身の俳優を言ってみてと投げかけ、「ジェイミー・リー・カーティス、ジョン・トラボルタ、デミ・ムーア、ブルック・シールズ…」と、ホラー映画からハリウッドスターへと昇りつめた有名俳優の名前の後に、「マキシーン・FXXXing・ミンクス」と告げるマキシーンの姿から始まるもの。ホラー映画の主演をゲットし、ようやく映画俳優としてのスタート地点に立てた喜びを共有するマキシーンのシーンから、80年代の南カリフォルニアを震撼させた実在した殺人鬼「ナイト・ストーカー」の報道や、マキシーンの過去を知る謎の私立探偵、マキシーンの周囲でばかり事件が起こることを訝しむFBIなど、マキシーンの夢を阻むものたちが登場する様子へと展開していく。さらに、口の周りが血糊でべったりと塗られたリリー・コリンズの新しいカットが加えられ、さらに、アルフレッド・ヒッチコックの傑作ホラー『サイコ(1960)』で有名な「ベイツ・モーテル」の看板も。本作の撮影は、実際に、アルフレッド・ヒッチコック財団が脚本を読み快諾、許可を得て、実現したという。


最高にクールで最高にイカしたニューヒロインが誕生する本作。美しくて大胆不適、誰よりも危険な「マキシーン」がハリウッドで躍動する姿をぜひ劇場で楽しんでほしい。

文/鈴木レイヤ

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