『白雪姫』に『ラプンツェル』『美女と野獣』も!ファンが選んだ好きなディズニープリンセス音楽をご紹介
大海原へと漕ぎだすモアナの信念に勇気づけられる「どこまでも ~How Far I'll Go~」
第5位は昨年12月に公開された続編も大ヒットの『モアナと伝説の海』(16)の「どこまでも ~How Far I'll Go~」。サンゴ礁に囲まれたモトゥヌイ島の村長の娘モアナは、幼いころから海への強い関心があったが、父親から跡継ぎとして期待され、掟によってサンゴ礁から外へ出ることも禁じられている。しかし、島に異変が訪れたことから、村人たちを救うため、モアナは大海原へと乗りだす決意をする。
「開放感がすごく、悲しんでいたり、悩んでいたりして自分を肯定的に捉えることができない時に、大丈夫だよと背中を押してくれる」(10代・女性)
「航海に向けて、自身の道を歩む信念が感じられる」(60代・男性)
「私はその場所に行きたい、前からそこに行きたかった。でも迷っていた。それでも、私は一歩を踏みだすんだ!!という想いに感動する」(30代・女性)
「音楽を聴くだけでなく、歌ってみることでも自然と元気が湧いてくる」(10代・女性)
部族のリーダーという異色のディズニープリンセスであるモアナ。その魅力は、大きな世界への憧れと共に、島の平和を守りたいという強い使命感も持っているところ。この楽曲を高らかに歌い上げながら、ボートに乗って海を進むモアナの勇姿はとにかくかっこいい!
いつも前向きな白雪姫に励まされる「いつか王子様が」
そして「どこまでも ~How Far I'll Go~」と同率5位にランクインしたのが、『白雪姫』(37)の「いつか王子様が」。あるお城に暮らしていた白雪姫は、その美しさに嫉妬した継母の女王によって命をねらわれる。命からがら森の小屋へ逃げ延びた白雪姫。そこに暮らす七人の小人の前で歌うのがこの楽曲だ。
「女の子なら一度は夢見るはず!思わずキュンキュンしちゃいます」(40代・女性)
「ふとした時に口ずさんでしまうメロディが印象的」(20代・女性)
「この楽曲のよさに子どものころはあまり気づいていなかったけど、大人になって歌声の美しさにびっくりしました」(20代・女性)
「夢や希望に憧れる感情がとても楽曲に表れており、世界観が非常にすばらしいです」(40代・女性)
「私にとってディズニープリンセスは憧れであり、幼いころからずっと一緒にいた存在です。特に『いつか王子様が』を聴くと、いまはつらくてもいつか自分も幸せになる時が来る、その時まで頑張ろうと思わせてくれます」(10代・女性)
実の両親を亡くしている白雪姫は、女王に邪険にされ下働きをさせられている。さらに、その美しさが原因で命の危機にまで陥ってしまう。そんな境遇にも暗い気持ちになったりせず、想いを寄せる王子様といつか再会し、幸せな未来が待っているはずと口ずさむ姿から、前向きなメッセージを受け取ったファンは多い。
希望を捨てない『白雪姫』の最新曲「夢に見る ~Waiting On A Wish~」に魅了される人が続々
現在までのディズニープリンセスの礎を築いたといって過言ではない『白雪姫』だけに、実写化への期待も大きい。白雪姫を演じるのは『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)でも見事な歌声を披露したレイチェル・ゼグラー、ディズニーヴィランである女王役を「ワンダーウーマン」シリーズのガル・ガドットが務めるなどキャスト陣も豪華。劇場公開に先駆けて配信された劇中歌「夢に見る ~Waiting On A Wish~」への反響も大きく、大勢を魅了している。
「『夢に見る』には白雪姫の純粋な思いが込められていて、魅力的な楽曲だと思います。逆境に負けず、希望を抱き続ける声が心に響きます」(30代・男性)
「公開まで毎日、ドキドキワクワクしていました!『夢に見る』は歌詞も美しく、夢や願いを待ちながらも前向きに生きようとする姿勢がすばらしいです」(20代・女性)
「予告編で初めて聞いた瞬間、体中に電流が流れるほど感動しました!」(50代・女性)
「アニメーション版にはない楽曲だけど、力強い希望を感じる」(40代・女性)
「弱い自分をなんとか脱して、強い女性になることを夢見ているのがわかり、勇気をもらえます」(10代・女性)
「いつか王子様が」と同じく、白雪姫の前向きなキャラクターが伝わってくる「夢に見る ~Waiting On A Wish~」。リリースされている『白雪姫』のサウンドトラックには、この曲をはじめ最新作のオリジナルナンバーが多数収録されているのでぜひチェックしてほしい。
世代を超えて愛されてきたディズニープリンセスを彩る楽曲たち。頭にメロディが浮かび、思わず口ずさめるほど、ファンには体の一部にもなっている。『美女と野獣』や『アラジン』などに続いて実写化された最新作『白雪姫』の楽曲も、劇場やサウンドトラックで存分に堪能してほしい。
構成・文/平尾嘉浩