『白雪姫』に『ラプンツェル』『美女と野獣』も!ファンが選んだ好きなディズニープリンセス音楽をご紹介

コラム

『白雪姫』に『ラプンツェル』『美女と野獣』も!ファンが選んだ好きなディズニープリンセス音楽をご紹介

ディズニー初の長編映画にして世界初のカラー長編アニメーションがミュージカル版として実写化された『白雪姫』がついに公開。原点となる1937年の『白雪姫』は、当時のウォルト・ディズニーが社運を懸けて制作した記念碑的作品であり、同作の成功をきっかけにシンデレラやオーロラ姫、アリエルといったディズニープリンセスが生みだされた。そして常にそこには、プリンセスたちを象徴し、それぞれの心情や境遇を歌った名曲の存在があった。

MOVIE WALKER PRESSでは、映画ファンに向けた「好きなディズニープリンセスの音楽は?」というアンケートを実施。寄せられた回答を紹介しながら、特に支持の多かった楽曲のトップ5を発表し、改めてその魅力にも迫っていきたい。

子どものころに魅了され、大人になっても新しい気づきを与えてくれるディズニープリンセス

ディズニープリンセスといえば、夢や希望を胸に、時に直面する困難に葛藤し、立ち向かう姿が大勢の共感を獲得してきた。時代に合わせて、性格や生き方も様々に変化している。彼女たちが歌う楽曲もすばらしいものばかりで、子どものころに魅了されただけでなく、成長して観返してみることで、歌詞に込められた意味もより深く理解でき、新たな気づきを与えてくれる。

「ディズニープリンセスの楽曲には、いつも元気や喜び、楽しさ、励まし、勇気をもらっています」(30代・女性)
「白雪姫やシンデレラ、ベルといったクラシックプリンセスたちは、幼少期の思い出そのものです。誰もが“推し”を持っていて、歌ったり、セリフを言ったりしてなりきっていました」(30代・女性)
「ディズニープリンセスの楽曲には心に響くメッセージが込められていて、夢や希望を感じさせてくれます!まるで私たちの心の声を代弁してくれるかのよう」(30代・女性)
「ディズニープリンセスの楽曲は努力を続ける姿勢だけでなく、家族の絆も与えてくれた大切な存在です!」(10代・女性)

レイチェル・ゼグラー演じる白雪姫(『白雪姫』)
レイチェル・ゼグラー演じる白雪姫(『白雪姫』)[c]2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

空飛ぶ絨毯に乗って大空を駆けるアラジンとジャスミンにワクワクする「ホール・ニュー・ワールド」

ファンが選んだディズニープリンセスの楽曲の第1位に輝いたのは、『アラジン』(92)の「ホール・ニュー・ワールド」。「アラビアン・ナイト」をベースに、魔法のランプを手に入れた若者アラジンの冒険ストーリーが描かれ、2019年にはガイ・リッチー監督によって実写化もされている。作品を代表するこの楽曲は、ランプの魔人ジーニーに願って外国の王子の姿になったアラジンが、王族であることから自由を制限されているジャスミンを「僕を信じろ」と外へ連れだすシーンで流れ始める。

「『アラジン』がまず大好き。『ホール・ニュー・ワールド』はストーリーに本当にぴったりの世界が目の前に広がっていくような楽曲です」(50代・女性)
「空を飛んでいるイメージが感じられるから」(60代・女性)
「曲と映像が合っていて、聴いただけで映画のワンシーンを思い出せる」(40代・男性)
「中学生のころから大好きです!CDだけでなく、オルゴールも買ったりしました!」(40代・女性)
「冒険に向けて、一歩踏みだすワクワク感が反映されている。アラン・メンケンの美しいメロディ、ティム・ライスによるウィットに富んだ歌詞にも心を掴まれます」(20代・女性)

空飛ぶ絨毯に乗ったアラジンとジャスミンが、大空を飛び回るダイナミックな映像が特に心に残っている模様。2人が互いに語りかけるようなデュエットソングで、共にどこまでも広がる世界にワクワクし、“なにものにも縛られない”と、自由についても歌われている。

大空を自由に飛び回る!(『アラジン』)
大空を自由に飛び回る!(『アラジン』)[c] 2025 Disney

人間の世界に憧れるアリエルの喜びとせつなさが伝わってくる「パート・オブ・ユア・ワールド」

第2位には『リトル・マーメイド』で主人公アリエルが歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」がランクイン。海底の王国アトランティカを治めるトリトン王の娘であるアリエルは、人魚でありながら地上の世界、そして人間と仲良くなりたいと願う活発な少女だ。隠れ家に食器や宝飾品など様々な人間の道具をコレクションしているが、同時に、地上を歩くことが叶わぬ望みであることを憂いてもいる。同曲はそんなアリエルの憧れとせつなさが、ない交ぜになった気持ちが表現されている。

「アリエルが地上への憧れをキラキラと歌うこの曲には、新生活が始まる時期にいつも聴いて励まされてきました」(40代・女性)
「アリエルの願いをせつなく歌っていて、リアルな心情を表現しているなと感じます」(10代・男性)
「イントロが流れただけでも元気が出て、大人になったいまでも夢と希望を思い出させてくれる」(20代・女性)
「アリエルのきらめく歌声が好きです。時が経っても色褪せない!」(30代・女性)
「アリエルの心情と相まって心をグッと掴まれる」(40代・女性)
「たくさんのアーティストにカバーされている名曲です!」(50代・女性)

上記コメントの通り、日本でも今井美樹やmiwa、アイナ・ジ・エンドら数々のアーティストによってカバーされてきた。また、意外にもアリエルが劇中で歌うのはこの「パート・オブ・ユア・ワールド」のみなのだが、リプライズされることで印象が変わるのも魅力の一つ。漂流した王子を助け、彼に想いを寄せるアリエルの歌声からは、より強い意志の力を感じさせる。


人間の世界へ憧れるアリエル(『リトル・マーメイド』)
人間の世界へ憧れるアリエル(『リトル・マーメイド』)[c] 2025 Disney
『白雪姫』オリジナル・サウンドトラック
配信中
試聴・詳細はこちら:https://www.universal-music.co.jp/snow-white/

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