『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』2026年春公開決定!第1弾ムビチケのデザインや特典も発表に

『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』2026年春公開決定!第1弾ムビチケのデザインや特典も発表に

劇場長編アニメーション『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』が、2026年春に劇場公開されることが決定。本日3月14日より、第1弾ムビチケ前券券(カード)の販売もスタートした。

2006年に放送された「怪~ayakashi~」の一編「化猫」から派生し、翌年にテレビアニメシリーズとして放送されて以降、根強く愛され続けている「モノノ怪」。謎の男、薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語だ。2024年7月には映画『劇場版モノノ怪 唐傘』が公開。「第28回ファンタジア国際映画祭」で長編アニメ部門最優秀賞と観客賞銅賞をダブル受賞するなど、海外からも高い評価を得ている。本日からは『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』が公開されたばかりだ。

2026年春に公開が決まった第三章は、第一章と第二章に引き続き、薬売りを神谷浩史が演じ、総監督は中村健治が担当。さらに物語の舞台が引き続き大奥となることも明らかに。“個人にとっての正解と集団全体の利益は必ずしも合致しない”という意味を持つ「合成の誤謬」を全章通してのテーマとしている「劇場版モノノ怪」。第一章では新人女中のアサ(声:黒沢ともよ)とカメ(声:悠木碧)を中心に、個を殺し集団に染まることを強いられる生きづらさを描いた。第二章では大奥の花形である御中臈のフキ(声:日笠陽子)とボタン(声:戸松遥)を主人公に据え、権力の支配から抜け出し自身の信念を貫こうとする女性たちの物語が紡がれている。

また『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』の第1弾ムビチケ前売券(カード)が本日より販売開始。第一章、第二章共通で登場し、劇中では多くを語られることなく謎の空間として強いインパクトを残している地下祭壇。そんな地下祭壇の“祠“の前で退魔の剣を構える薬売りの姿が描かれた1枚となっている。独創的な色遣いは言わずもがな、美しい花々に集まる虫の模様も、唯一無二の世界観を感じさせるデザインだ。なお購入特典として、第1弾ムビチケカードと同様の絵柄がデザインされたA4ビジュアルカードがついてくる。

劇場版三部作の集大成としてますます期待が高まる本作。今後の続報も要チェックだ!


文/スズキヒロシ

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