TWICEの日本人メンバー3人によるユニットMISAMOが主題歌書き下ろし!『かくかくしかじか』予告映像
「ママはテンパリスト」、「海月姫」などの漫画家、東村アキコの自伝漫画を、東村自らが脚本を担当して映画化する『かくかくしかじか』が5月16日(金)より公開される。このたび、本作の主題歌がTWICEの日本人メンバー3人によるユニットMISAMOの書き下ろし楽曲「Message」に決定。さらに本予告も解禁となった。
本作の主演を務めるのは、『はたらく細胞』(公開中)が大ヒット公開中の人気、実力ともにトップの永野芽郁。そして、共演には『ディア・ファミリー』(24)の名演も記憶に新しい国民的俳優、大泉洋。実は本作の映画化を決断するきっかけとなったのは、永野と大泉の存在。東村が永野なら良い作品になると確信を持ち、さらに恩師、日高先生役には「この人しかいない」と大泉を熱望したという。東村アキコの生まれ故郷の宮崎をはじめ、石川、東京3つの街を舞台に、人生を変えた恩師とのかけがえのない日々が鮮やかによみがえる。
このたび、世界中で絶大な人気を誇るガールズグループTWICEの日本人メンバー、MINA、SANA、MOMOの3人で構成されるユニットMISAMOが本作の主題歌アーティストに決定。MISAMO JAPAN 1st MINI ALBUM「Masterpiece」で2023年にデビューし、紅白歌合戦に初出場。さらには、初の日本ドームツアーも大成功させ“女性アーティスト最速東京ドーム公演”の記録も塗り替えた。今回本作の主題歌を務めることになった経緯について、加藤プロデューサーは「東村先生の珠玉の原作、関監督の映像演出、そして永野芽郁さんとサナさんの親交——様々な奇跡が重なり、MISAMOさんにとっても初の映画主題歌を担当していただくことになりました。企画当初から、東村先生は『これはすべての女の子の物語なんよ』とおっしゃっていました。この映画は、何者でもない女子高生が、人生を変える恩師との出会いと別れを経て、夢をつかむまでの物語です。夢を追いかけるすべての女性にとって、きっと共感していただける作品になっているのではないかと思います。映画の世界観に寄り添いながら、明るくも切なく、それでいてそっと背中を押してくれるような、素晴らしい楽曲が完成しました」とコメントしている。書き下ろし楽曲「Message」は、優しく寄り添ってくれるようなミドルテンポのバラード。永野が演じる人気漫画家を夢見る明子と、大泉演じる明子の恩師でありスパルタ絵画教師の日高とのすれ違いの日々や、明子が伝えられなかった思いを表現しているかのようなタイトルと歌詞も注目だ。
さらに、人気漫画家と恩師との出会いと別れが主題歌とともに描かれる本予告映像が公開。永野演じる林明子は、幼いころから漫画が大好き。すくすくと成長し、すっかりお調子者でぐうたらな女子高生となった明子は、将来は漫画家になるという夢を叶えるべく、美大進学を志す。受験のため地元の絵画教室へ通うことになったが、そこで出会ったのは竹刀片手に怒号を飛ばしまくる“スパルタ”絵画教師、大泉演じる日高先生だった。毎日毎日デッサンを繰り返し、先生による連日の超スパルタ指導に苦しむ明子。だが、次第に漫画家になるには宮崎では叶えられないと思う明子と、画家を目指すと信じる先生はすれ違っていく。
あわせて解禁となった本ポスターは、ジャージ姿の永野と大泉がそれぞれ筆と竹刀を持っている姿が印象的だ。“明子と先生”の最初で最後の記念写真のようなビジュアルになっている。
原作者、東村本人が、完璧な形での実現は不可能だろうと断り続けていたという本作。実力を備えた奇跡のキャストとアーティストが集結した本作に期待が高まる。