『正体』『青春18×2 君へと続く道』などBABEL LABEL 15周年企画 「全国ミニシアターキャラバン」 特集上映決定!
2025年に15周年を迎えたコンテンツスタジオBABEL LABELが、1年を通して全国のミニシアターを巡る特集上映「BABEL LABEL全国ミニシアターキャラバン」を実施することが決定。このたびBABEL LABELの15周年の歩みを象徴する、ターニングポイントとなった作品を揃えた記念ビジュアルが解禁され、特集上映作品も発表された。
BABEL LABELは、ドラマや映画において数々の話題作を生み出し、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(24)や映画『正体』(24)を手掛けた監督の藤井道人を筆頭に、映画『帰ってきた あぶない刑事』(24)の原廣利、藤井と共に監督を務めたNetflix シリーズ「イクサガミ」の山口健人など気鋭のクリエイターが所属するコンテンツスタジオだ。
特集上映作品は、映画『7s』(15)や映画『青の帰り道』(18)といったBABEL LABELがディレクター集団であった初期に製作された映画から、第43回日本アカデミー賞で主要3部門最優秀賞を受賞した映画『新聞記者』(19)、オリジナル脚本の社会派作品で国内外に高く評価された『ヤクザと家族 The Family』(21)、2022年に公開し、日本だけでなく韓国でも異例のヒットを記録した話題作『余命10年』(22)、アジア全域で観客動員数280万人、興行収入26億円を突破するヒットを記録した日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(24)、現在公開中で第48回日本アカデミー賞最多12部門13の優秀賞を受賞した映画『正体』など話題作が勢ぞろいだ。
さらに、原監督の『帰ってきた あぶない刑事』、山口監督の『生きててごめんなさい』(23)、アベラヒデノブ監督の『ジャパニーズ スタイル』(22)と、それぞれの長編監督デビュー作も並び、ラインナップの多彩さが際立つ仕上がりとなった。
また、これまで積み上げてきた作品を携え、1年を通して、監督やプロデューサーが全国のミニシアターを巡る特集上映「BABEL LABEL全国ミニシアターキャラバン」の実施が決定。テーマは「RETROSPECTIVE(回顧)」。BABEL LABELを育て、支えてくれた原点であるミニシアターに監督やプロデューサーが感謝の気持ちを伝えにいくプロジェクトが始動する。過去作の特集上映を開催し、全国のミニシアターを巡ることに。
第1弾は、新潟のシネ・ウインドにて3月22日(土)より、映画『正体』、映画『7s』、映画『LAPSE』(18)の上映がスタート。初日は映画『7s』にも出演し、映画『LAPSE』の監督でもあるアベラヒデノブ、BABEL LABEL代表取締役の山田久人が登壇し、プロジェクトを盛り上げる。
そして設立15周年の回顧録も発行。本誌では15年の間に生まれた作品や歴史、初期メンバーと若手メンバーのクロストークなど、BABEL LABELがたどった道を振り返ると友に、この先どこへ向かっていくのか、BABEL LABELの過去・現在・未来を綴った特別な一冊となる。さらに15周年の節目に、BABEL LABELのターニングポイントとなる出会いとなった方々からいただいたコメントも掲載。本冊子は全国のキャラバンを開催するミニシアター、3月22日(土)、23日(日)にBABEL LABELにて実施される展示会で販売される予定だ。
上映時期、上映作品は各劇場によって異なるため、BABEL LABEL15周年特設サイトで順次発表されるのでぜひチェックしてほしい。
文/山崎伸子
●上映予定作品
『7s』(監督:藤井道人)
『LAPSE』(監督:志真健太郎、アベラヒデノブ)
『青の帰り道』(監督:藤井道人)
『デイアンドナイト』(監督:藤井道人)
『ヤクザと家族 The Family』(監督:藤井道人)
『DIVOC-12』(監督:藤井道人、林田浩川、ナカモトユウ)
『ジャパニーズスタイル』(監督:アベラヒデノブ)
『生きててごめんなさい』(監督:山口健人)
『青春18×2 君へと続く道』(監督:藤井道人)
『帰ってきた あぶない刑事』(監督:原廣利)
『朽ちないサクラ』(監督:原廣利)
『正体』(監督:藤井道人)
●おもな上映予定劇場
北海道:サツゲキ
秋田:御成座
新潟:シネ・ウインド
神奈川:シネマ・ジャック&ベティ
群馬:前橋シネマハウス
山形:鶴岡まちなかキネマ
愛知:刈谷日劇
兵庫:元町映画館
京都:出町座
大阪:第七藝術劇場
広島:横川シネマ
大分:別府ブルーバード劇場
鹿児島:ガーデンズシネマ
沖縄:シネマパレット
※上映時期、上映作品は各劇場によって異なります。