ヘイデン・クリステンセンにアンソニー・ダニエルズ、マッツ・ミケルセンも!「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」参加の豪華ゲストたち
「スター・ウォーズ」シリーズのキャスト&製作陣が登壇し、世界中のファンが大熱狂する「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」が4月18日(金)~20日(日)に千葉の幕張メッセにて開催。現在までに発表されている総勢16名のゲストを紹介したい。
まずはアーメド・ベスト。『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』(99)に登場した、善良だが不器用なナブーのグンガンの落ちこぼれであるジャー・ジャー・ビンクス役でシリーズに参加。プリクエル3部作を通してジャー・ジャーを演じたベストは、「マンダロリアン」シーズン3でもジェダイ・マスターのカレラン・ベク役として素顔を出して出演している。
アシュリー・エクスタインは、「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」、「スター・ウォーズ 反乱者たち」でアソーカ・タノの声優を担当。アソーカはアナキン・スカイウォーカーの唯一のパダワンであり、シリーズのもう一人の主人公といわれるほどファンから絶大な人気を誇っている。
アラン・テュディックは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)でキャシアン・アンドーの相棒のドロイド、K-2SOの声とモーションキャプチャを担当した。K-2SOはデス・スター破壊のため決死のミッションに挑んだチーム“ローグ・ワン”の一員。元は帝国軍が開発した警備ドロイドだったが、キャシアンによってそのデータを消去され、反乱軍用に再プログラムされた。再プログラムの副作用で一言多い性格になってしまったK-2SOだが、タフで自信家なキャラクターが人気に。
記念すべきシリーズ第1作『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』(77)でC-3POを演じて以来、「スター・ウォーズ」を代表するレジェンドとなったアンソニー・ダニエルズ。C-3POはアナキン・スカイウォーカーが作ったドロイドで、600万を超える言語を流暢に使いこなせる。『新たなる希望』で主人公のルーク・スカイウォーカーらとレイアを救う旅に出ることになり、よき相棒であるアストロメク・ドロイドのR2-D2と共に銀河で起きた重大事件の数々に立ち会ってきた。物語を語るうえで欠かせないキャラクターである。
ヴァネッサ・マーシャルは、反乱軍結成の物語を描くアニメーションシリーズ「スター・ウォーズ 反乱者たち」で初登場したヘラ・シンドゥーラ役を演じた声優。ヘラは宇宙船“ゴースト”の腕利きパイロットで、チームでは分別のある母親役。策略家であると共に、射撃の名手でもある。
オスカー・アイザックは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』(15)から始まるシークエル3部作に登場するレジスタンスのパイロット、ポー・ダメロンを演じた。ファンからも大人気ドロイドのBB-8の持ち主。アイザックは本作への出演を経て、世界的知名度と人気を不動のものにした。
「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」でダース・モールの声優を務めたサム・ウィットワー。ダース・モールは『ファントム・メナス』でオビ=ワンとの戦いに破れ死んだと思われていたが、密かに生き延びておりアソーカの前に立ちはだかるキャラクターとして登場した。
『スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)』(02)に出演したダニエル・ローガンはボバ・フェットの幼少期を演じている。ボバは凄腕の賞金稼ぎだったジャンゴ・フェットのクローンとして生まれた“息子”で、のちにダース・ベイダーや犯罪王ジャバ・ザ・ハットからも認められるようになる伝説の賞金稼ぎ。ジェダイとの戦いで死亡した父のヘルメットをボバが拾い上げ、悲しみに打ちひしがれる姿が世界中のファンの記憶に残っている。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、そして「キャシアン・アンドー」において、冷静沈着かつ厳格な反乱軍の情報将校キャシアン・アンドーを演じたディエゴ・ルナ。『ローグ・ワン』のキャシアンはデス・スター破壊のため、チーム“ローグ・ワン”の一員として決死のミッションに挑むことに。『ローグ・ワン』の5年前にあたり、帝国に支配された暗黒の時代が舞台の「キャシアン・アンドー」では、キャシアンを主人公にした反乱軍の誕生の物語が描かれた。続くシーズン2は、4月23日(水)より日米同時独占配信開始となる。
『クローンの攻撃』に登場した銀河一の賞金稼ぎ、ジャンゴ・フェット役で知られるテムエラ・モリソン。同作から約20年の時を経て、「マンダロリアン」シーズン2、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」でジャンゴの“息子”のボバ・フェットを演じてシリーズに帰ってきた。カッコいいヘルメットとアーマーを身に着け、ミステリアスな雰囲気を纏うボバは、ファンからのカルト的な人気を誇り、ついに主人公としてオリジナルドラマシリーズが制作されるほどになった。
「スター・ウォーズ」における最重要キャラクターの一人、アナキン・スカイウォーカー役で人気を博すヘイデン・クリステンセン。『スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)』、『スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)』(05)では、師匠であるオビ=ワン・ケノービに師事し、ジェダイとして成長する姿を見せながらも、愛する人を失う恐怖からダークサイドに堕ちてしまいダース・ベイダーと化してしまう姿を熱演した。さらに、「オビ=ワン・ケノービ」では、『シスの復讐』以来17年ぶりにオビ=ワンとダース・ベイダーが死闘を繰り広げ、世界中を大興奮の渦に巻き込んだ。続けて、アソーカ・タノの活躍を描く「スター・ウォーズ:アソーカ」では、アソーカに教えを説く若き日のアナキンを再び演じている。
“北欧の至宝”と呼ばれ、数々の映画やドラマで活躍し世界中を虜にしているマッツ・ミケルセンもシリーズに出演している。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で主人公ジン・アーソの父であり、帝国軍の究極兵器デス・スターを開発した優秀な科学者ゲイレン・アーソを演じた。妻を殺され、幼い娘の安否もわからぬまま、自身の研究が戦争のために悪用されていることに苦悩する役どころで、家族と引き離され孤独だったゲイレンと愛する娘ジンの物語は世界中の感動を呼んだ。
『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』の100年前、ジェダイが銀河の平和を守っていた“光”の時代を舞台に、“闇”の存在であるダークサイドの台頭と勃興を描く「スター・ウォーズ:アコライト」。本作で貿易商として生計を立てる元密輸業者のカイミールを好演したマニー・ジャシントもイベントに参加する。主人公メイの協力者であるカイミールだが、その正体はメイのマスター“ザ・ストレンジャー”だった。闇の始まりを予感させる悪役として存在感を放ち、迫力満点のライトセーバーアクションと肉体美で魅せ、大きな反響を巻き起こした。
アナキン・スカイウォーカーのパダワンであり、未熟な子どもからジェダイのあるべき姿へと成長を遂げていくアソーカ・タノ。彼女が主人公の「スター・ウォーズ:アソーカ」の主演を務めたのがロザリオ・ドーソンだ。アソーカはシリーズの生みの親ジョージ・ルーカスからの「アナキンにパダワンが欲しい!」という強い希望を受け、スタジオジブリの『もののけ姫』(97)のヒロイン、サンをモデルにして生まれた日本に深い縁のあるキャラクターともいわれている。
これら豪華キャスト陣に加えて、ILM(インダストリアル・ライト&マジック)の特殊視覚効果の名手で、『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』の特別編からシリーズに関わり、「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「インディ・ジョーンズ」シリーズなど数々の映画やドラマの視覚効果を担当したジョン・ノール、『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』と『スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)』でデザインディレクターを務めたダグ・チャンら製作スタッフも参加する。
「スター・ウォーズ」の究極かつ世界最大のファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」。豪華ゲストと共に極上の時間を過ごしてほしい。
文/平尾嘉浩