 
                          s-ken
トータ
平安時代を舞台にした将門捕物記と藤原秀郷伝説を下敷きにした山東京伝の黄表紙『時代世話二挺鼓』をコミカルに映画化した音楽時代劇。山東京伝の絶筆より210年の節目にあたる2025年に、黄表紙『箱入娘面屋人魚』の映画化で好評を博した秋原組が制作。監督は秋原北胤。出演はs-ken、市川男寅、絢瀬桜妃、綾田俊樹、土屋神葉など、ストリート系ミュージシャン、歌舞伎俳優、声優、実力派俳優に加え、ご当地アイドルまでが集結した。現代・江戸・平安の時代を自在に飛び越え、個性豊かなキャストが極彩色の世界を彩る。
時は平安の御代。大百足を退治し名を轟かせし武将・藤原秀郷(S-KEN)と申す者、小さき港町にて人々の人気を博し、 口少なくも風雅をたしなむ粋な町人と化し心穏やかに過ごしていた。そこへ平貞盛(市川男寅)と藤原為憲(絢瀬桜妃)が、平偽門(綾田俊樹)の戦に敗走し戻ってきてしまう。帰りを待つ大納言・藤原実頼(土屋神葉)は二人が戻るや 更なる偽門の追討を命じ、 万策尽きた貞盛は困り果てるのであった。そんな最中、ある町に伝説の武将がいると耳にする。“トータ”という名で隠居生活をしていると聞くと、 藁をも掴む想いでようやく見つけたのだが、トータの返事は「面倒はこめん」とさらりとしたもので、要は断られたのだった。すると、港町に暗雲が立ちこめ、全ては偽門の仕業と悟るトータ、町を守るため偽門との戦いに身を投じる決意をあっさり固めたのであった。貞盛、為憲、そしてトータは、ある奇策を胸に「七変化の妖怪と恐れられる偽門へ挑む。
監督、企画、宣伝、制作
脚本、技術統括
音楽
美術
衣装
衣装
美粧
CG制作
技術
技術
技術
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