第二次世界大戦下で行われた医療従事者による戦争犯罪への加担と隠蔽の事実に向き合い、“医療倫理”に一石を投じるドキュメンタリー。
ストーリー
現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた「731部隊」。所属していた医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た知見を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、“医の倫理”を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちをカメラが追う。
スタッフ
監督、撮影、編集
山本草介
撮影、カラーグレーディング
辻智彦
撮影
伊東尚輝
音楽
田中教順
企画
伊藤真美
プロデューサー
山上徹二郎
宣伝デザイン
秋山京子
撮影助手
小林沙優
整音
永濱清二
編集協力・パンフレット制作
世良田律子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2025年
- 製作国
- 日本
- 配給
- シグロ(配給協力:ミカタ・エンタテインメント)
- 初公開日
- 2025年11月22日
- 上映時間
- 77分
- 製作会社
- 安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会=シグロ
[c]キネマ旬報社
