監督、プロデューサー
ガザに生きる人々の声を伝えることを目的としたパレスチナと日本共同製作によるドキュメンタリーシリーズ第1話。イスラエル軍の攻撃により兄弟や親戚の命と自身の両脚と指を失った青年・アハマド・アル=ガルバンに取材。監督はムハンマド・サウワーフ。配信版は22分。
ストーリー
ガザ北部ベイト・ラヒア出身のアハマド・アル=ガルバンは3月22日のイスラエル軍の攻撃により一命を取り留めたが、両脚と指を失った。双子の兄ムハンマドと叔父、そして6歳のいとこが命を落とした。アハマドは、亡くなった兄と共にサーカス教室で学び将来パフォーマーになることを夢見ていた。避難してきたキャンプは、かつてガザ・イスラーム大学があった場所。四六時中ドローンが頭の上を飛び交う避難民キャンプで一家は生活をしていた……。