
オランダの映像作家・芸術家ROSTO (本名:ロスト・フォン・デ・プル) の追悼上映企画「存在証明」にて上映されるドキュメンタリー。1990年代からミュージックビデオ、短編映画、オンラインコンテンツなど、様々なジャンルで活動した彼の軌跡を振り返る。
ストーリー
自らの製作スタジオ「ROSTO A.D's」を拠点にCFやMVを手がけるかたわら制作した短編映画「(伝説の)アングロビリー・フィーバーソンの興亡」「ジョナ/トムベリー」で世界的に高く評価されるようになったROSTO。同2作は彼が1999年から15年にわたって手がけた複合メディアプロジェクト「Mind My Gap」の一環であり、グラフィックノベルや映像、音楽化した作品群をオンライン上で発表し続けていた。一方で、ROSTOは「Mind My Gap」のスピンアウト作品として、自身がかつて在籍していたパンクバンド「THEE WRECKERS」をモチーフにした短編4連作を制作。ROSTOの死後、彼の友人であり「ユニコーン・ウォーズ」などのプロデューサーとしても知られるミハエル・シュマーキンが、4連作をまとめた「四つの悪夢」とともに、短編ドキュメンタリーの本作をあわせてヨーロッパ各国で上映した。