監督
いしいしんじによる短編小説を「映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」の髙橋渉監督が映画化したミュージカルアニメ。何かに夢中になると他のことは一切見えなくなる “トリツカレ男”ジュゼッペは、大好きなペチカのために、これまでとりつかれた数々の技を使ってこっそり解決していく。アニメーション制作は、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』シリーズのシンエイ動画。脚本を劇団『ロロ』の主宰で「サマーフィルムにのって」などの映像作品も手掛ける三浦直之が、キャラクターデザインを「リクはよわくない」を監督した荒川眞嗣が担当。
ストーリー
ひとたび何かに夢中になると、ほかのことが目に入らなくなってしまうジュゼッペは、街のみんなから“トリツカレ男”と呼ばれている。三段跳び、探偵、歌……ジュゼッペがとりつかれるものは誰も予想ができないものばかり。行き場のないネズミのシエロに話しかけるうちに、ジュゼッペはネズミ語をマスター。昆虫採集に夢中になっていると、公園で風船売りをしているペチカに一目惚れし、今度はペチカに夢中に。勇気を出してペチカに話しかけたジュゼッペだったが、ペチカの心には悲しみがあった。大好きなペチカのため、相棒のシエロとともに、彼女が抱える心配事を、これまでとりつかれた数々の技を使ってこっそり解決していく。