ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~
ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~
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ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~

2025年7月11日公開、80分、ドキュメンタリー/社会派
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戦争によって、子どもたちは住み慣れた家や大切な人、教育を受ける権利をも奪われ、貴重な子ども時代を失っている。そうした子どもたちの悲しみや願いを伝えるために、身長約3.5メートルの人形「アマル」がヨーロッパを旅するプロジェクト〈The Walk〉を追ったドキュメンタリー。「アマル」は希望を意味するアラビア語で、人形は9歳のシリア難民の少女をかたどったものだ。映画は2021年にシリア国境からヨーロッパを巡っていくアマルを追いながら、世界の実情を伝え、難民の声を聞いていく。

ストーリー

戦争によって家や家族、日常生活のすべてを失った子どもたちの声を伝えるため、トルコのシリア国境からヨーロッパ横断の旅に出る身長3.5メートル、9歳の大きな人形のシリア難民少女“アマル”。訪れた国々でアマルは世界の「リアル」と向き合うことに。トルコの難民キャンプでは、先行きが不透明なまま留まらざるをえない子どもたちや女性たちの想いに触れる。ギリシャでは難民受け入れに抗議する市民デモに遭遇し、憎悪がこもった言葉を浴びせられるアマル。さらに、ローマ教皇やフランスの欧州議会なども訪ねながら、アマルは安心できる新たな居場所を探し続けるのだった。一方、アマルの旅に同行する人形遣い、シリア出身の難民ムアイアドとパレスチナ人のフィダ、そしてアマルの声を表現するシリア人少女アシルも、それぞれの戦争で多くのものを失い、家族とも離れ離れだが、アマルとの旅の中で希望を見つけ出そうとしていた。やがて、思いやりと人権の国際的なシンボルとなったアマルが旅の終わりに辿り着く“居場所”とは……。

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作品データ

原題
The Walk
製作年
2023年
製作国
イギリス
配給
ユナイテッドピープル
初公開日
2025年7月11日
上映時間
80分
製作会社
Grain Media=Participant=Participant=Handspring Puppet Company=Good Chance Theatre=Loft Films, Karam Foundation=Cinegryphon Entertainment=MBK Productions=Wildchild Content=OXO Production
ジャンル
ドキュメンタリー社会派


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