
近藤芳正
星孝史
京都の下町に実在する喫茶店を舞台に事実無根の「嘘」で傷ついた人たちの人生のやり直しを温かく描き出したヒューマンドラマ。映画、ドラマ、舞台で活躍する近藤芳正が喫茶店のマスター役で主演、名バイプレイヤーの村田雄浩がホームレスとなった元大学教授を、その義理の娘を「1秒先の彼女」の東茉凜が演じた。「あした、授業参観いくから。」「ファンタスマゴリー ザ・ゴーストショー」などで助監督を務めた柳裕章の初監督作品。事実無根の嘘に振り回された家族が、その呪縛から解放されるとき、「事実」よりも大切なものに気づいていく物語は、フランスのアヴィニョン・国際映画祭にて最優秀長編映画俳優賞、最優秀ドラマ映画賞を受賞するなど、数々のインディーズ映画祭で注目されている。
子どもたちや常連客でにぎわう京都・下京区の喫茶店「そのうちcafe」で、「大林沙耶」と名乗る若い女性が働き始める。不器用ながらも一生懸命に働く沙耶の姿は、店主・星孝史や常連客の間で注目の的となっていった。そんな沙耶の姿を遠くから盗み見る男が。事情を聞くと、セクハラのでっち上げにより大学教授からホームレスにまで成り下がったこの男は、沙耶の元義理の父親だという。実は星も前妻との離婚後、DVのでっち上げによって娘に一度も会えていないという寂しさを抱えていた。そこで、沙耶とこの元義理の父親との再会の場を設けようとした結果、星にとって思いがけない事実が明るみになり、否が応にもそれぞれの過去や事実ともう一度向き合う必要性に迫られていく──。
星孝史
大林明彦
大林沙耶
城田圭一
徳本正平
山里俊
水原美緒
佐伯直也
中野沙織
城田光子
リク
コウキ
ユウト
ソウタ
イノ
ルイ
少年O
盲目の少女
フランス人旅行者・兄
フランス人旅行者・妹
監督、原案
脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装
ヘアメイク
照明
録音
装飾
助監督
プロデューサー
広告デザイン
スチール
題字