
水津聡
市井祐介
熊本県山鹿市を舞台に、妻を亡くして深い喪失感を抱える男性の再生を描いた人間ドラマ。亡き妻の骨壺を抱え死に場所を探し彷徨う祐介は、祭りのポスターに描かれた灯籠娘に妻の面影を見る。山鹿灯籠(やまがとうろう)の地で働き始めるが、なお心の穴が開いたままの彼の前に、亡き妻の双子の妹という女が現れる。山鹿灯籠とは和紙と糊のみで作られる伝統的工芸品で、骨なし灯籠ともいわれている。監督は、脚本家・倉本聰主宰の富良野塾出身、浅野有生子、木庭有生子名義で脚本家・放送作家として『おかあさんといっしょ』や箱根駅伝および関連番組など数々の作品を手がけてきた木庭撫子。2024年3月22日より熊本Denkikanにて先行公開、21週ものロングランとなる。2025年5月16日より東京公開。
元美術教師の市井祐介(水津聡)は、亡き妻の骨壺を抱え、死に場所を探し彷徨っていた。そんな折、熊本豊前街道の温泉町・山鹿で祭りのポスターに描かれた灯籠娘に、妻・ゆかり(まひろ玲希)の面影を見る。祐介は灯籠師見習い・直樹(高山陽平)に誘われるまま働き始め、一年が経つ。だが、妻の三回忌を迎えても、深い喪失感と寂寥は拭えない。町を出ようと決めた祭りの日、突然、ゆかりの双子の妹だというあかり(まひろ玲希)が現れる。千人灯籠を踊るためにスペインからやってきたというあかりは、祐介にお願いがあると言い出す。
監督、脚本、編集
撮影
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音楽
予告編音楽
照明
録音
録音
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スタジオ録音
音響設計
プロデューサー
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制作
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山鹿灯籠監修
山鹿灯籠監修
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