
カトウシンスケ
ケン
第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞した犯罪ドラマ。自動車修理工場で働きながら覚醒剤を売りさばく二人の男が、家庭の事情を抱えながらも裏社会で生きていく姿を活写する。監督・脚本・編集は、本作が長編デビューとなる小路紘史。出演は『35歳の童貞男』のカトウシンスケ、「はやぶさ 遥かなる帰還」の毎熊克哉、「ライチ☆光クラブ」の藤原季節、「蜃気楼の舟」の高野春樹。
悪友であるケン(カトウシンスケ)とカズ(毎熊克哉)は、自動車修理工場を隠れみのとしながら覚醒剤の売買で金を稼いでいた。そんな中、ケンの恋人である早紀(飯島珠奈)が妊娠。ケンはまっとうな人生を願うようになる。一方、カズは認知症の母を施設に入れるために金が必要なことを打ち明けられずいた。やがてカズは密売ルートを増やすため、敵対グループと手を組むという危険な行動に出る。これを最後の仕事にしようと決意したケンだったが、元締めのヤクザに目をつけられ次第に追いつめられていく……。
監督、脚本、編集、プロデューサー
撮影、照明
美術、衣裳
メイク
特殊メイク
録音
録音
プロデューサー
制作
制作
[c]『ケンとカズ』製作委員会
[c]キネマ旬報社