映画ランキング - 全米映画
(2025/4/25~2025/4/27)

2025年4月28日 発表(毎週火曜更新)
2025年4月25日~2025年4月27日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『Sinners』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』『The Accountant 2』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)

  • No.1
    1 keep
    Sinners

    Sinners

    公開未定
    -
    0

    週末興収$45,000,000

    累積興収$122,526,000

  • No.2
    NEW

    スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐

    、141分
    4.0
    134

    週末興収$25,200,000

    累積興収$25,200,000

    全世界の人々を魅了してきた「スター・ウォーズ」シリーズの最終作。主人公アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに陥り、ダース・ベイダーになるまでを描く悲劇のドラマだ。

  • No.3
    NEW
    The Accountant 2

    The Accountant 2

    公開未定
    -
    0

    週末興収$24,492,743

    累積興収$24,492,743

  • No.4
    2 down

    マインクラフト/ザ・ムービー

    、101分、冒険・アドベンチャー
    3.9
    4419

    週末興収$22,720,000

    累積興収$379,967,000

    世界で一番売れている同名ゲームを実写映画化。3Dブロックで構成されたバーチャル空間で、イメージしたものを自由に創りだせる不思議な世界を描く。『アクアマン』のジェイソン・モモア、『ジュマンジ』のジャック···もっと見る

  • No.5
    NEW
    Until Dawn

    Until Dawn

    公開未定
    -
    0

    週末興収$8,015,000

    累積興収$8,015,000

  • No.6
    3 down
    The King of Kings

    The King of Kings

    公開未定
    -
    0

    週末興収$4,018,664

    累積興収$54,514,364

  • No.7
    4 down

    アマチュア

    、123分、アクション/サスペンス・ミステリー
    3.8
    1966

    週末興収$3,800,000

    累積興収$33,855,020

    “アマチュアスパイ”となったCIA分析官が繰り広げる復讐劇を描くサスペンスアクション。『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが主演を務め、愛妻家で内気な性格のCIA分析官チャーリーを演じる。CIA···もっと見る

  • No.8
    5 down
    Warfare

    Warfare

    公開未定
    -
    0

    週末興収$2,652,229

    累積興収$21,800,596

  • No.9
    NEW

    ピンク・フロイド・アット・ポンペイ

    、85分、ドキュメンタリー
    3.9
    28

    週末興収$2,620,076

    累積興収$2,620,076

    イギリスのロックバンド「ピンク・フロイド」が1971年10月にイタリアのポンペイ遺跡で行った伝説のライブパフォーマンスをとらえた音楽ドキュメンタリー。ピンク・フロイド自身のアーカイヴから5つのフィルム···もっと見る

  • No.10
    NEW
    The Legend of Ochi

    The Legend of Ochi

    公開未定
    -
    0

    週末興収$1,443,157

    累積興収$1,509,628

ライアン・クーグラー監督『Sinners』が北米V2達成!オープニング興収をほぼキープで『アバター』に次ぐ“現象”に?
ライアン・クーグラー監督『Sinners』が北米V2達成!オープニング興収をほぼキープで『アバター』に次ぐ“現象”に?
ライアン・クーグラー監督『Sinners』が北米V2達成!オープニング興収をほぼキープで『アバター』に次ぐ“現象”に?

先週末(4月25日から4月27日)の北米興収ランキングは、ライアン・クーグラー監督の『Sinners』が2週連続Vを達成。平日の興行も好調なことを受けて上映館数を39ほど増加した同作は、週末3日間の興収4570万ドルと、オープニング週末(4800万ドル)対比95.2%とほとんど数字を落としていない。1億ドル超えの爆発的なオープニング成績を収める作品が珍しくなくなった昨今、前週も今週もあまりインパクトのない数字に見えるのだが、これが意外にも驚異的なことなのである。
というのも、大規模で公開されるメジャー大作の多くはオープニング興収が大きく、2週目でガクンと数字を落とすという“初動型”の興行に陥りやすい。クーグラー監督の代表作である「ブラックパンサー」シリーズのようなマーベル作品のような事前の期待値が高い作品であればそれは尚更である。『Sinners』の場合は非フランチャイズ作品ということもあり、マーベル作品のような極端な傾向にはなりづらいとはいえ、初週から3000館以上の大規模で公開された作品であることには変わりない。 これまで3000館以上の大規模で封切られた作品の、オープニング週末から2週目末への興収下落率の低さ(維持率なので、プラスの作品も含まれる)のランキングを見てみると、『Sinners』は30位とまずまず高めの位置。ただし、上位にいる29作品のうち23作品は年末のホリデイ・シーズンの公開作なので、2週目末に成績を伸ばしたり維持してもなんら不思議ではない。さらに2作品が2週目末にサンクスギビング週末を迎え、1作品はメモリアル・デーの連休を迎えている。 残りの3本のうち2本は、2週目末に“母の日”を迎えた『マザーズ・デー』(16)と、2週目末に劇中でキーとなるバレンタインデーを迎えた『Heart Eyes』(24)。つまり時期的な恩恵をなにも受けていない作品としては、『長ぐつをはいたネコ』(11)に次ぐ歴代2位の下落率の低さとなる。ましてや初動で興収4000万ドルを超えた作品としては、先述のメモリアル・デーの恩恵を受けた『シュレック』(01)と、ホリデイ・シーズンに公開されたあの『アバター』(09)に次ぐほど。作品評価の高さと、口コミによる効果がはっきりとあらわれているようだ。 また、この2週目末の土日の成績は、土曜日がオープニング週末との対比で114%、日曜日が同112.8%。イースター週末(前週)は基本的に映画興行が盛り上がらないということも少なからず寄与しているのだが、各日のデイリー興収を見れば(25日が1301万ドル、26日が1881万ドル、27日が1387万ドル)、“金曜日に強く、土日に数字を落とす”とされるホラー映画のジンクスも打ち破っていることが一目瞭然。北米累計興収は週末時点で1億2300万ドルを超え、4月末の時点で1億4000万ドルに到達。海外興収こそ伸び悩んでいるが、全世界興収2億ドル突破は時間の問題であり、まだまだ着地点は見えない。 一方で、2位には公開20周年のアニバーサリーとして再上映が始まった『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(05)がランクイン。公開規模が大きいながらも、週末3日間で2500万ドルを超える興収を記録したのはリバイバルとしてはなかなかのもの。また、ベン・アフレック主演の『ザ・コンサルタント』(16)の続編『The Accountant2』は約100万ドルという僅差で3位に破れているのだが、かろうじて前作を上回るオープニング成績をあげて面目を保ったようだ。 文/久保田 和馬


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