内野聖陽「ジェットコースターのような人生を体験してもらえます」『負けへんで』東京プレミアで見どころをアピール!

内野聖陽「ジェットコースターのような人生を体験してもらえます」『負けへんで』東京プレミアで見どころをアピール!

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身に覚えのない罪で逮捕され、すべてを失ったカリスマ社長が、最強弁護士軍団と共に「完全無罪」を勝ち取るために奮闘する痛快・逆襲エンタテインメント『負けへんで』。11月13日(金)の全国公開に先立ち、11月5日に同作の東京プレミア上映会が行われ、作品の上映前には舞台挨拶も実施。内野聖陽、松本若菜、北村一輝、竜星涼、美村里江、藤本隆宏らキャスト陣と本木克英監督が登壇し、完成を迎えた本作への率直な想いや、撮影時のエピソードなどを語った。

『負けへんで』キャスト陣&本木克英監督が映画の見どころを語る舞台挨拶を実施
『負けへんで』キャスト陣&本木克英監督が映画の見どころを語る舞台挨拶を実施撮影:ソムタム田井

原作となるのは、2019年に大阪の不動産デベロッパー社長・山岸忍氏の身に起きた実際の事件を、山岸氏本人が綴ったノンフィクション。それを映像化した本作において、山岸氏がモデルの主人公・藤堂繁を演じた内野は、公開を目前に控えたいまの感想を聞かれ、「扱うテーマからして、ちょっと硬そうな映画に見えると思うんですけど、作品そのものはスピード感があって、おもしろおかしく楽しんでいただける内容になっています。観てくださった皆さんに、どのように受け取ってもらえるか。反応がいまから楽しみで、わくわくしています」と話す。

また「アクティブな場面も多かった撮影を振り返って、いかがでしたか?」と問われると、「こんな社長が本当にいるんだな…といいますか。パワフルに人生を開拓していく人物が、ある日、突然、こんな目に遭って。すさまじい人生だな…と、藤堂を演じながら改めて感じました。ご覧になっていただければ、登場人物たちといっしょにジェットコースターのような人生を体験していただけると思います」と、作品の見どころにも触れつつ答えた。

【写真を見る】シックなブラックスーツスタイルで登場!作品の見どころについて話す、主人公・藤堂繁役の内野聖陽
【写真を見る】シックなブラックスーツスタイルで登場!作品の見どころについて話す、主人公・藤堂繁役の内野聖陽撮影:ソムタム田井

続いて「原作や脚本を読まれて、どのように感じましたか?」と聞かれた松本は、「題材が題材なだけに、難解な作品だなと思いました。主要な登場人物だけでなく、その周りにいる人たちの人間模様も心に響くものがあって。緊張感を持ちながら挑みたいと思った作品でした」と回答。

藤堂を追い詰めていく検事・鈴鳴通子役の松本若菜
藤堂を追い詰めていく検事・鈴鳴通子役の松本若菜撮影:ソムタム田井

同様の質問をされた北村は、自身の提案でかなりセリフを変えてもらったという裏話を明かす。「作中では、ほとんど大阪弁でのやり取りになるんですけど、僕自身が大阪の出身なので、“ここはこういうふうに言ったほうがもっと伝わるんじゃないか”と思うところがけっこうあって。それでいろいろと提案させてもらったんです。たいへんな目に遭う藤堂にとって、僕が演じる君塚との友情関係は、数少ないリラックスできる時間なので。気を張らずにいられる空気感を作ることができれば…と思い、大阪弁にはこだわらせていただきました。ただ、関西ネイティブは僕だけだったので、ほかの皆さんはイントネーションを掴むのがたいへんそうでしたね」。

これを受けて内野が「皆が苦労しながら練習しているのを、この人はずっとニヤニヤしながら見ているんですよ」と話すと、客席からは笑いが起こった。

藤堂の無実を信じ支え続ける、君塚大作役の北村一輝
藤堂の無実を信じ支え続ける、君塚大作役の北村一輝撮影:ソムタム田井

一方、本木監督には「実話をもとにした作品をエンタテインメントとして届けるうえで、なにを意識しましたか?」との質問が投げかけられる。これに対し監督は「事実を参考にしつつも、物語はフィクションとして構成して。そのうえで作品の軸となる事実そのものは変えないことを意識しました。また、観てくださる皆さんがフィクションの世界に入り込めるよう、社会問題を告発するような硬い作風ではなく、エンタテインメントとして届けることにもこだわりました」と答え、制作の方針を明かした。

『負けへんで』を手掛けた本木克英監督
『負けへんで』を手掛けた本木克英監督撮影:ソムタム田井

キャスト陣のクロストークに続き、舞台挨拶の後半では、提示される質問に対してイエスかノーで答える、プレートボードを使ったトークのコーナーが展開。最初の質問は「もし自分が無実の罪で捕まったら、東堂のように“負けへんで”という心を持ち続けられるでしょうか?」といったもので、回答はイエスとノーでバラける結果に。

内野は「実際に演じてみて、自分が同じ目に遭ったら耐えられないなと思いました」、松本は「藤堂のように信じて待ってくれるたくさんの仲間がいたら、また違ってくるかもしれないけど、自分はそこまで心を強くもてないんじゃないかなと思います」と答えるなか、竜星は「これって僕らに置き換えたら、楽屋泥棒をしていないのに、お前がやったんだろ!と言われて。それを受け入れてしまう…みたいなことですよね。そこで受け入れてしまうと、それ以降もなにか問題が起きたら、全部自分のせいにされちゃいそうで。それは怖いので、僕ならなんとしてでも疑いを晴らして、無実を証明します」といった見解を述べた。

プレートボードを使ったトークコーナー
プレートボードを使ったトークコーナー撮影:ソムタム田井

続いて「絶対に負けたくないライバルはいますか?」という質問には、登壇者全員が「ノー」と回答。それぞれが「勝負事には勝ちも負けもあるものだから」「歳を重ねるにつれ、そういったことは気にしなくなった」と答えるなか、竜星は空気を察してか、プレートボードをイエスに変更して、「僕の場合、ライバルは自分自身ですね。やっぱり自分には負けたくないので…とか言ったらカッコいいかなと思って、イエスにしてみました」と話し、会場を沸かせた。

「僕のライバルは僕自身です」と話す竜星涼
「僕のライバルは僕自身です」と話す竜星涼撮影:ソムタム田井


取材・文/ソムタム田井

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