26度目の来日!トム・クルーズ、イニャリトゥ監督とのタッグは「ここから始まる」『DIGGER/ディガー』会見でお互いの才能を絶賛

26度目の来日!トム・クルーズ、イニャリトゥ監督とのタッグは「ここから始まる」『DIGGER/ディガー』会見でお互いの才能を絶賛

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トム・クルーズが最新作『DIGGER/ディガー』(10月9日公開)のプロモーションのため来日。10月5日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開かれた会見にアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督と登場し、本作の見どころなどをたっぷりと語った。

【写真を見る】ギャルピースがお気に入りのトム・クルーズ。アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督もトムのサービスにニコニコ
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クルーズが主演を務め、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)、『レヴェナント 蘇えりし者』(15)で米アカデミー賞最優秀監督賞を2年連続受賞したイニャリトゥ監督がメガホンを取りタッグを組んだ本作は、自らの行動で招いた地球滅亡の危機を救うため奔走する「石油採掘会社のCEO」ディガー・ロックウェルの姿を描くブラックコメディで、企画から9年の月日をかけて作り上げられた。

今回で26度目の来日となるクルーズは、会見場所に姿を見せると、いきなりギャルピースを披露。この日MCを務めたタレントの関根麻里から教えてもらったとし、イニャリトゥ監督とノリノリでポーズを決め、取材陣をよろこばせた。会見中は、クルーズとイニャリトゥ監督が互いの才能、存在をたびたび賞賛する場面も。2人は本作が初タッグとなったが「ここからが始まりです!」と顔を見合わせ笑顔になったり、肩を組むなど、終始ご機嫌で息ぴったりのトークを展開した。

熱気あふれる会見場に姿を見せたクルーズ
熱気あふれる会見場に姿を見せたクルーズ

「日本に来られるのはいつも大きなよろこびです。迎えてくれてありがとう!」と感謝の言葉を口にしたクルーズに対し、イニャリトゥ監督も日本に特別な思い入れがある模様。仕事での来日は3度目となるが、「実はもっと来ています!」と日本への愛を爆発させたイニャリトゥ監督は「東京国際映画祭では黒澤明賞をいただいたこともあります。日本は私を若いころから評価してくれた国です。『バベル』では、東京に数か月滞在し、役所広司さんや菊地凛子さんと撮影しました。その経験は、監督としてももっとも美しい思い出になっています」と語っていた。

撮影時には特殊メイクとスーツを着込み、準備に6時間かけたと振り返ったクルーズ。テストを重ね、コメディすぎる、ドラマチックすぎるなどと、キャラクターを見つけていく作業だったそうで、「そういった時間は楽しい。とても好きな時間&メイクでした」とニッコリのクルーズ。イニャリトゥ監督は「リハーサルも特殊メイクを施した状態で行いたいと言われて」と振り返り、「トムは役を見つけるためにやりたがっていたこと」と理解したため、特殊メイクをした状態でのリハを行ったという。「もし、普通の格好でリハに来たら、キャストもスタッフも『トム・クルーズが来た!』って驚いてしまったかもしれないです」と茶目っ気たっぷりに語り、報道陣を笑わせていた。

前代未聞の役どころだったそう
前代未聞の役どころだったそう

俳優人生45年を迎えたクルーズは、「この役を演じられるようになるまで40年かかりました」としみじみ。このタイミングでイニャリトゥ監督とタッグを組んだことについてクルーズは「細部までこだわり、映画の世界に入り込んでいく方。映画を探究し、描くキャラクターもとてもユニーク。どの時点でも(オファーの)話があれば、一緒にやりたかったと思います」と力を込め、毎日撮影が待ち遠しかったとも明かし、イニャリトゥ監督も満面の笑みを浮かべていた。さらにクルーズはメキシコ出身のイニャリトゥ監督に対し、「自分とは違う文化の方だけど、人間に対する”共通の理解”があります」と真剣な表情で語り、「アーティストとして、彼を称えます。僕自身にとって人生、芸術というのはこういうことなんです」と大絶賛していた。

劇中で披露する10分の長台詞についても言及したクルーズ。「すごく楽しかったです。もう1回やりたいくらい!」とウキウキ語ったクルーズは「セリフを覚えることは難しくないです。それはコミュニケーションなので」と説明。イニャリトゥ監督が指揮者で、自分たちはジャズを演奏しているともたとえ、キャリア最長の台詞ではあったが、すごく楽しめた時間だったとも満面の笑みを浮かべながら語り、報道陣を驚かせていた。

ここからタッグの歴史が始まるとコメントする場面も
ここからタッグの歴史が始まるとコメントする場面も

作品ごとに観る側を驚かせ、楽しませてきたクルーズ。今回の映画では「これまでとはまったく違う種類の挑戦をしています。前代未聞の役柄はすべてが挑戦だった」とし、「僕は早朝から深夜まで自分を最高の状態に保ちたいと思っているタイプ。イニャリトゥ監督との仕事は、崖を飛び降りるのと同じくらいの挑戦でした」とニコニコ。イニャリトゥ監督もトムとの仕事には心が躍ったようで、「また一緒に崖を飛び降りましょう!」とここから始まる2人のタッグの歴史に期待を寄せているようだった。


取材・文/タナカシノブ

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